「ルルシー…」
「皆同じだよ。同じ思いを抱えてる。仲間が危険な目に遭ってるのに、自分達は何もせずに待ってるだけなんて、俺だって辛いよ」
それはもう、胸が張り裂けそうなくらいに。
今だって、ルレイアが、ルリシヤが、シュノが、ルーチェスが、危険な目に遭ってるかもしれないと思うと。
本当に、気が狂いそうになるんだ。
「お前もそうなんだろ、アイズ」
「…そうだね」
…やっと認めたか。
すると。
「アリューシャもだからな!言っとくけど!アリューシャだってな、ほら、アリューシャが一発ドカンとやって解決するなら、もう、5キロ先からでも狙撃出来る気がする!」
5キロ先はお前、いくらなんでも無茶過ぎる。
神業の域を越えてる。
「でもアリューシャ、馬鹿だからさぁ〜!狙撃以外なんも取り柄ないし!役に立てねぇから、せめて頑張ってアイ公励まそうと思って…」
「アリューシャ…」
「アリューシャだってなぁ!ルレ公達みたいに、色んなこと何でも得意だったら良かったと思ってるよ!でもアリューシャ馬鹿だから、一個のことだけしか出来ねぇんだよ!自分がもっと役に立てたらなーって、い…っつも思っとるわ!」
…そうだったのか。
…そりゃ悪かったな。
アリューシャもアリューシャなりに、思うところがあったんだな。
「…アリューシャは馬鹿じゃないよ。大丈夫」
「あうぅ〜…」
アイズに頭を撫でられ、半泣きで鼻を啜るアリューシャ。
心配するな、アリューシャ。
あの死神ルレイアに、「さすがにアリューシャに狙われたら、逃げ切れる気がしませんね」と言わしめられるスナイパーは、この世でお前だけだ。
その点お前の狙撃術は、死神を凌駕してるんだよ。
お前は、今のお前で大丈夫なんだよ。
「…自分の無力さを悔いているのは、お前だけじゃない。俺達皆、同じ気持ちだ」
歯痒い。何も出来ないのが悔しい。
本当はどんなことをしてでも、仲間を…家族を、助けに行きたいのに。
「だから一人で抱えるな。俺達は…」
「…ねぇ、アリューシャ。ルルシー」
「…うん?」
アイズは。
そのとき初めて、俺達に不安げな顔を見せた。
「私は、正しかったのかな?私の判断は…私の立てた作戦は…本当に正しかったのかな」
「…お前」
そん…。そんなことで悩んでたのか?
眉間に皺寄せて?
そんなの…。
「へ?アイ公はいつだって正しいに決まってんじゃん」
俺が言葉を発する前に。
条件反射のように、アリューシャがぽかんとしてそう答えた。
「皆同じだよ。同じ思いを抱えてる。仲間が危険な目に遭ってるのに、自分達は何もせずに待ってるだけなんて、俺だって辛いよ」
それはもう、胸が張り裂けそうなくらいに。
今だって、ルレイアが、ルリシヤが、シュノが、ルーチェスが、危険な目に遭ってるかもしれないと思うと。
本当に、気が狂いそうになるんだ。
「お前もそうなんだろ、アイズ」
「…そうだね」
…やっと認めたか。
すると。
「アリューシャもだからな!言っとくけど!アリューシャだってな、ほら、アリューシャが一発ドカンとやって解決するなら、もう、5キロ先からでも狙撃出来る気がする!」
5キロ先はお前、いくらなんでも無茶過ぎる。
神業の域を越えてる。
「でもアリューシャ、馬鹿だからさぁ〜!狙撃以外なんも取り柄ないし!役に立てねぇから、せめて頑張ってアイ公励まそうと思って…」
「アリューシャ…」
「アリューシャだってなぁ!ルレ公達みたいに、色んなこと何でも得意だったら良かったと思ってるよ!でもアリューシャ馬鹿だから、一個のことだけしか出来ねぇんだよ!自分がもっと役に立てたらなーって、い…っつも思っとるわ!」
…そうだったのか。
…そりゃ悪かったな。
アリューシャもアリューシャなりに、思うところがあったんだな。
「…アリューシャは馬鹿じゃないよ。大丈夫」
「あうぅ〜…」
アイズに頭を撫でられ、半泣きで鼻を啜るアリューシャ。
心配するな、アリューシャ。
あの死神ルレイアに、「さすがにアリューシャに狙われたら、逃げ切れる気がしませんね」と言わしめられるスナイパーは、この世でお前だけだ。
その点お前の狙撃術は、死神を凌駕してるんだよ。
お前は、今のお前で大丈夫なんだよ。
「…自分の無力さを悔いているのは、お前だけじゃない。俺達皆、同じ気持ちだ」
歯痒い。何も出来ないのが悔しい。
本当はどんなことをしてでも、仲間を…家族を、助けに行きたいのに。
「だから一人で抱えるな。俺達は…」
「…ねぇ、アリューシャ。ルルシー」
「…うん?」
アイズは。
そのとき初めて、俺達に不安げな顔を見せた。
「私は、正しかったのかな?私の判断は…私の立てた作戦は…本当に正しかったのかな」
「…お前」
そん…。そんなことで悩んでたのか?
眉間に皺寄せて?
そんなの…。
「へ?アイ公はいつだって正しいに決まってんじゃん」
俺が言葉を発する前に。
条件反射のように、アリューシャがぽかんとしてそう答えた。


