…ただ。
ただ、私は不安を覚える。
正しかったのか。
ルリシヤに指示を出し、ルレイアとルーシッドに指示を出し。
シュノと、帰国したばかりのルーチェスも、『帝国の光』に潜入させた。
仲間達を、恐ろしい敵の巣窟に潜り込ませた。
敵の腹の中に、彼らを追いやったのは私だ。
正しかったのか。
私の判断は、本当に正しかったのか?
分からない。誰もその答えを知らない。
未来は見えないのだから。
ともすれば、失敗だったのかもしれない。
全てが露見し、仲間達を危険に晒してしまうかもしれない。
今よりも、もっと状況が悪くなるかもしれない。
ただでさえ、安全とは言い難い状況だったのに。
私は、仲間達に過剰な要求をしているのかもしれない。
過酷な要求をしているのかもしれない。
…いや、かもしれないじゃなくて、実際そうなのだ。
彼らに、危険を強いているのだ。
他に、もっとやりようがあったのかもしれない。
私がもっと賢くて、もっと策略家だったなら。
もっと、正しい、上手いやり方があったのかもしれない。
もっと、安全なやり方があったのかもしれない。
こんな、仲間を危険に晒すんじゃなくて。
仲間達に負担を強いるんじゃなくて。
いっそ、帝国騎士団に丸投げしても良かったのかもしれない。
そうすれば、私達の安全は守られただろう。
…でも…。
それで守られる安全は、当座のものに過ぎない。
帝国騎士団だけで、事態を処理出来なければ。
やがて、今以上の危機が、私達に降りかかることになる。
だから、私は危険を承知で、彼らを送り出した。
そのことに後悔はない。
…それでも。
「…どうにも、自信がないかな」
私は、一人執務室で、そう呟いた。
ただ、私は不安を覚える。
正しかったのか。
ルリシヤに指示を出し、ルレイアとルーシッドに指示を出し。
シュノと、帰国したばかりのルーチェスも、『帝国の光』に潜入させた。
仲間達を、恐ろしい敵の巣窟に潜り込ませた。
敵の腹の中に、彼らを追いやったのは私だ。
正しかったのか。
私の判断は、本当に正しかったのか?
分からない。誰もその答えを知らない。
未来は見えないのだから。
ともすれば、失敗だったのかもしれない。
全てが露見し、仲間達を危険に晒してしまうかもしれない。
今よりも、もっと状況が悪くなるかもしれない。
ただでさえ、安全とは言い難い状況だったのに。
私は、仲間達に過剰な要求をしているのかもしれない。
過酷な要求をしているのかもしれない。
…いや、かもしれないじゃなくて、実際そうなのだ。
彼らに、危険を強いているのだ。
他に、もっとやりようがあったのかもしれない。
私がもっと賢くて、もっと策略家だったなら。
もっと、正しい、上手いやり方があったのかもしれない。
もっと、安全なやり方があったのかもしれない。
こんな、仲間を危険に晒すんじゃなくて。
仲間達に負担を強いるんじゃなくて。
いっそ、帝国騎士団に丸投げしても良かったのかもしれない。
そうすれば、私達の安全は守られただろう。
…でも…。
それで守られる安全は、当座のものに過ぎない。
帝国騎士団だけで、事態を処理出来なければ。
やがて、今以上の危機が、私達に降りかかることになる。
だから、私は危険を承知で、彼らを送り出した。
そのことに後悔はない。
…それでも。
「…どうにも、自信がないかな」
私は、一人執務室で、そう呟いた。


