潜入する順番は、これで決まった。
私が先で、その10日後くらいに、ルーチェスも潜入する。
そして、それからは。
「ルリシヤさんからの情報によると、『帝国の光』に加入した者は全員、『適性試験』なるものを受けるそうですね」
「うん」
ルリシヤから聞いた。
『帝国の光』に入ってすぐ、適性試験らしきものを受けさせられると。
それに、履歴書みたいなものも書かされるって。
「僕達は、お互いアイズさんに細工してもらった、闇の戸籍を買って別人に成りすますことになってます。僕は、バレたら『赤き星』の裏切り者だって発覚しちゃいますし」
「それを言うなら私も…ローゼリア女子学園大学にいたときの戸籍を使ったら、『赤き星』に関わってたのがバレちゃうわ」
故に、二人共戸籍を偽造し、別人になりすまして潜入する。
「それで、その履歴書にも、嘘の記述をするのよね」
「そうです。主に学歴の部分ですね」
私は、素直に自分自身の学歴を書けば良い。
小卒だもん、私。
適性試験の後には面接があるから、きっと義務教育はどうしたと聞かれるだろう。
そのときは、悲愴な顔をして、「貧しさのあまり、学校どころじゃなかった。身を売るような生活をしていた」と答えれば良い。
実際、それが事実のようなものだし。
でも。
「ルーチェスは大変ね。学歴の部分、全部嘘だもの」
「そうなんですよー…。まさか、幼い頃から家庭教師直々に帝王学を学び、海外留学までしました、なんて書いたら、お前何処の王族だよ、ってツッコまれますよね」
普通の人じゃ有り得ないもんね。
仕方ないから、ルーチェスは地元の公立高校卒業ということになっている。
しかも、高卒と言っても、偏差値はかな〜り低めの高校。
地元では、底辺高校と呼ばれているような学校だ。
それでも、小卒の私にとっては、高卒ってだけで凄いなぁと思うけど。
それはともかく。
要するに、私達は。
凄くアホの子の振りをして、『帝国の光』に潜入するのである。
私が先で、その10日後くらいに、ルーチェスも潜入する。
そして、それからは。
「ルリシヤさんからの情報によると、『帝国の光』に加入した者は全員、『適性試験』なるものを受けるそうですね」
「うん」
ルリシヤから聞いた。
『帝国の光』に入ってすぐ、適性試験らしきものを受けさせられると。
それに、履歴書みたいなものも書かされるって。
「僕達は、お互いアイズさんに細工してもらった、闇の戸籍を買って別人に成りすますことになってます。僕は、バレたら『赤き星』の裏切り者だって発覚しちゃいますし」
「それを言うなら私も…ローゼリア女子学園大学にいたときの戸籍を使ったら、『赤き星』に関わってたのがバレちゃうわ」
故に、二人共戸籍を偽造し、別人になりすまして潜入する。
「それで、その履歴書にも、嘘の記述をするのよね」
「そうです。主に学歴の部分ですね」
私は、素直に自分自身の学歴を書けば良い。
小卒だもん、私。
適性試験の後には面接があるから、きっと義務教育はどうしたと聞かれるだろう。
そのときは、悲愴な顔をして、「貧しさのあまり、学校どころじゃなかった。身を売るような生活をしていた」と答えれば良い。
実際、それが事実のようなものだし。
でも。
「ルーチェスは大変ね。学歴の部分、全部嘘だもの」
「そうなんですよー…。まさか、幼い頃から家庭教師直々に帝王学を学び、海外留学までしました、なんて書いたら、お前何処の王族だよ、ってツッコまれますよね」
普通の人じゃ有り得ないもんね。
仕方ないから、ルーチェスは地元の公立高校卒業ということになっている。
しかも、高卒と言っても、偏差値はかな〜り低めの高校。
地元では、底辺高校と呼ばれているような学校だ。
それでも、小卒の私にとっては、高卒ってだけで凄いなぁと思うけど。
それはともかく。
要するに、私達は。
凄くアホの子の振りをして、『帝国の光』に潜入するのである。


