私の傍らには、年下で、後輩で、幹部仲間のルーチェス。
私は年上で、先輩で、幹部歴もルーチェスより長い。
従って私は、この重大な任務を前に。
きっと緊張しているに違いないルーチェスを、少しでも落ち着かせる為にも。
そして、この任務への意気込みも兼ねて。
ここは大人の威厳を見せ、ルーチェスに「さすが先輩、格が違う」と思ってもらいたいところ。
なので。
「大人の…大人の威厳…威厳を持って…」
「…」
私は無言で、士気を高めていた…、
…つもりだったのだが。
「…シュノさん」
「ふぇっ」
いきなりルーチェスに呼ばれて、ビクッとしてしまった。
「大丈夫ですか?」
「な、何が?」
「なんか、凄い緊張してるみたいですけど…」
「そ、そんなことないよ」
「そうですか…」
全然、全然緊張なんかしてないもん。
私は『青薔薇連合会』の幹部なんだから。
重大な任務を前にして、しかも後輩が横にいるのに、緊張するなんてそんな情けないとこ、
「ていっ」
「ひゃぁぁっ!」
いきなり、背中をツン、とつつかれて、私は素っ頓狂な声を上げてしまった。
…ルーチェスだった。
「…やっぱり緊張してるじゃないですか」
「…意地悪…」
「済みません」
何だか、あなたのそういうところ。
ルレイアに似てる気がして、やっぱり師弟なんだなぁって。
私は年上で、先輩で、幹部歴もルーチェスより長い。
従って私は、この重大な任務を前に。
きっと緊張しているに違いないルーチェスを、少しでも落ち着かせる為にも。
そして、この任務への意気込みも兼ねて。
ここは大人の威厳を見せ、ルーチェスに「さすが先輩、格が違う」と思ってもらいたいところ。
なので。
「大人の…大人の威厳…威厳を持って…」
「…」
私は無言で、士気を高めていた…、
…つもりだったのだが。
「…シュノさん」
「ふぇっ」
いきなりルーチェスに呼ばれて、ビクッとしてしまった。
「大丈夫ですか?」
「な、何が?」
「なんか、凄い緊張してるみたいですけど…」
「そ、そんなことないよ」
「そうですか…」
全然、全然緊張なんかしてないもん。
私は『青薔薇連合会』の幹部なんだから。
重大な任務を前にして、しかも後輩が横にいるのに、緊張するなんてそんな情けないとこ、
「ていっ」
「ひゃぁぁっ!」
いきなり、背中をツン、とつつかれて、私は素っ頓狂な声を上げてしまった。
…ルーチェスだった。
「…やっぱり緊張してるじゃないですか」
「…意地悪…」
「済みません」
何だか、あなたのそういうところ。
ルレイアに似てる気がして、やっぱり師弟なんだなぁって。


