「私、嫌だなぁ…。ルーチェス君が危ない目に遭うの、すっごいやだなぁ…」
「…」
「ルーチェス君が現地妻作って、『にくしちゅりん』してる方が、まだマシだよ…」
「…」
セカイさん。
言いたいことは分かるが、それを言うなら「酒池肉林」だ。
「いつも旦那さんの心配をしてる、フューニャちゃんの気持ち、凄く分かるかも…」
「…でも、それを言うなら」
「うん?」
「僕も、同じ気持ちですよ」
「…」
寝そべっていたセカイさんは、むくりと起き上がった。
何だ、そのちょっとびっくりしたみたいな顔は。
「僕も嫌です。あなたが危険な目に遭うの」
「…」
「それなら、いっそセカイさんが現地夫を作って、『酒池肉林』してくれる方がマシです」
しばし、ポカンとして僕を見つめたセカイさんは。
「…『しゅちにくりん』って何?」
「…意味、分かってて言ってたんじゃないんですか…?」
こういうところ。
セカイさんの、こういうところ。
僕、すっごい好き。
分かります?この、ハムスターがうっかり回し車から転倒したみたいな、可愛らしさが。
分からないか。伝わらないか。
なら、この可愛さは僕だけが独占するということで、宜しくお願いします。
で、それはともかく。
「あなたが危険な目に遭うのは、物凄く嫌なので。それならいっそ、一時期だけでも離れ離れになってた方がマシです」
「…ルーチェス君…」
「傷つかないでください。怪我しないでください。僕に『守れなかった』って思わせないでください。僕の一番大切なものを」
守れなかったなんて、そんな情けないことを思うくらいなら。
こんな人生、とっとと見切りつけて、来世ガチャに賭ける方がマシだ。
まぁ、僕の来世、ろくでもなさそうな気がするから、望み薄だが。
…すると。
「…迎えに来てくれる?」
セカイさんが、小さな声で尋ねた。
「…」
「ルーチェス君が現地妻作って、『にくしちゅりん』してる方が、まだマシだよ…」
「…」
セカイさん。
言いたいことは分かるが、それを言うなら「酒池肉林」だ。
「いつも旦那さんの心配をしてる、フューニャちゃんの気持ち、凄く分かるかも…」
「…でも、それを言うなら」
「うん?」
「僕も、同じ気持ちですよ」
「…」
寝そべっていたセカイさんは、むくりと起き上がった。
何だ、そのちょっとびっくりしたみたいな顔は。
「僕も嫌です。あなたが危険な目に遭うの」
「…」
「それなら、いっそセカイさんが現地夫を作って、『酒池肉林』してくれる方がマシです」
しばし、ポカンとして僕を見つめたセカイさんは。
「…『しゅちにくりん』って何?」
「…意味、分かってて言ってたんじゃないんですか…?」
こういうところ。
セカイさんの、こういうところ。
僕、すっごい好き。
分かります?この、ハムスターがうっかり回し車から転倒したみたいな、可愛らしさが。
分からないか。伝わらないか。
なら、この可愛さは僕だけが独占するということで、宜しくお願いします。
で、それはともかく。
「あなたが危険な目に遭うのは、物凄く嫌なので。それならいっそ、一時期だけでも離れ離れになってた方がマシです」
「…ルーチェス君…」
「傷つかないでください。怪我しないでください。僕に『守れなかった』って思わせないでください。僕の一番大切なものを」
守れなかったなんて、そんな情けないことを思うくらいなら。
こんな人生、とっとと見切りつけて、来世ガチャに賭ける方がマシだ。
まぁ、僕の来世、ろくでもなさそうな気がするから、望み薄だが。
…すると。
「…迎えに来てくれる?」
セカイさんが、小さな声で尋ねた。


