「…で、俺から何を聞きたい?」
「さっき言った通りだよ。私達の他に、何処に武器を斡旋してる?」
「それもさっき言った通りだな。顧客の個人情報には答えられない。俺に言えるのは、あんたらと、あんたらの系列組織が主な取引相手だってことだけだ」
「他の組織には、手を回してない?」
「…全くない、とは言わねぇ。ただ…」
「…ただ?」
何となく、話が読めた。
『青薔薇連合会』は、今、何処かしらの組織と対立関係にあるのだ。
で、相手は自分達同様、何らかの武器を所有している。
その武器の出処を知りたいんだろう?
それで、その対立組織に武器を斡旋したのが、『オプスキュリテ』じゃないのかと疑ってる。
だから、わざわざ俺を呼び出し、こんな質問をするのだ。
「あんたらが、何処の何と喧嘩してるのか知らないが…。相手の持ってる武器を見れば、自ずと分かるんじゃないのか?」
あんたらの対立組織が、『オプスキュリテ』製の武器なら。
自分達の持ってる武器と同じなのだから、気づくはずだ。
同じ武器を持っていれば、出処も同じだろうからな。
あるいは。
「俺達が売った武器を、更に又売りして、そこが買ってる可能性もあるが…。残念ながら、それは俺達の関知するところじゃねぇ」
「…そうだね」
俺達は、武器を売りはするが。
売った武器をどうするか、使うのか、武器庫に放り込んでおくのか。
あるいは、その武器に更に高値をつけて、他の人間に売り飛ばすのか。
そこまでは関知してない。
正直、それは知ったことじゃない。
まぁ、あまりに何度も転売されたら、俺達としては困るのだが。
買ったものをどうしようが勝手だが、転売はやめてもらいたいのが本音だ。
「それで、あんたらの対立組織は、俺達の扱ってる武器を持ってるのか?」
だとしたら、転売か。
俺達『オプスキュリテ』では、数少ない『青薔薇連合会』の息がかかってない顧客が、あんたらの敵に回ってるらしいな。
とはいえ、俺達が取引してる相手の中に、『青薔薇連合会』と真っ当に渡り合えるような組織はないはずだが…。
「悪いけど、私達もそこまでは教えられないね」
「…そうかい」
自分の言ったことを、相手に言われると。
結構不快だな。自業自得なんだが。
「質問を変えて良いかな?」
「どうぞ」
「ルルシー、あれを」
「…あぁ」
次期首領に促され。
死神の相棒が、ホッチキスで留められた、3枚の書類を渡してきた。
「これを見てくれ」
「…?」
受け取ってみると。
それは、リストだった。
…闇の社会に流通している、武器のリスト。
「さっき言った通りだよ。私達の他に、何処に武器を斡旋してる?」
「それもさっき言った通りだな。顧客の個人情報には答えられない。俺に言えるのは、あんたらと、あんたらの系列組織が主な取引相手だってことだけだ」
「他の組織には、手を回してない?」
「…全くない、とは言わねぇ。ただ…」
「…ただ?」
何となく、話が読めた。
『青薔薇連合会』は、今、何処かしらの組織と対立関係にあるのだ。
で、相手は自分達同様、何らかの武器を所有している。
その武器の出処を知りたいんだろう?
それで、その対立組織に武器を斡旋したのが、『オプスキュリテ』じゃないのかと疑ってる。
だから、わざわざ俺を呼び出し、こんな質問をするのだ。
「あんたらが、何処の何と喧嘩してるのか知らないが…。相手の持ってる武器を見れば、自ずと分かるんじゃないのか?」
あんたらの対立組織が、『オプスキュリテ』製の武器なら。
自分達の持ってる武器と同じなのだから、気づくはずだ。
同じ武器を持っていれば、出処も同じだろうからな。
あるいは。
「俺達が売った武器を、更に又売りして、そこが買ってる可能性もあるが…。残念ながら、それは俺達の関知するところじゃねぇ」
「…そうだね」
俺達は、武器を売りはするが。
売った武器をどうするか、使うのか、武器庫に放り込んでおくのか。
あるいは、その武器に更に高値をつけて、他の人間に売り飛ばすのか。
そこまでは関知してない。
正直、それは知ったことじゃない。
まぁ、あまりに何度も転売されたら、俺達としては困るのだが。
買ったものをどうしようが勝手だが、転売はやめてもらいたいのが本音だ。
「それで、あんたらの対立組織は、俺達の扱ってる武器を持ってるのか?」
だとしたら、転売か。
俺達『オプスキュリテ』では、数少ない『青薔薇連合会』の息がかかってない顧客が、あんたらの敵に回ってるらしいな。
とはいえ、俺達が取引してる相手の中に、『青薔薇連合会』と真っ当に渡り合えるような組織はないはずだが…。
「悪いけど、私達もそこまでは教えられないね」
「…そうかい」
自分の言ったことを、相手に言われると。
結構不快だな。自業自得なんだが。
「質問を変えて良いかな?」
「どうぞ」
「ルルシー、あれを」
「…あぁ」
次期首領に促され。
死神の相棒が、ホッチキスで留められた、3枚の書類を渡してきた。
「これを見てくれ」
「…?」
受け取ってみると。
それは、リストだった。
…闇の社会に流通している、武器のリスト。


