まずは手始めに、『black sacrifice』に返還する制服。
こちらに、たっぷりと小細工をさせてもらうことにする。
華弦にある程度の状況を伝えたものの、あれはあくまで、あらかじめ暗号によって決めた、大雑把なもの。
当然、事の詳細までは伝わっていない。
だから、その詳細を伝える。
その為に、この制服を利用させてもらう。
え?手紙を書いて、ポケットに忍ばせて送れば良いじゃないかって?
そう思った君は、スパイには向いてないな。
俺は現状、ヒイラの側近として信頼を得たとはいえ。
完全に信じてもらえている訳ではない。
むしろ、ヒイラとしては、今、この状況を狙っているはずだ。
向こうが胸襟を開いて情報を明かし、ようやく監視付きの生活から解放され。
その解放感によって、気が緩む瞬間。
間違いなく、ヒイラはこの瞬間を睨んでいる。
気が緩んだ瞬間、俺が何かボロを出さないかと、より一層警戒を強めているはず。
あの狡猾な男のことだ。
俺が出す郵便物は、葉書の一枚でさえ、隅々までチェックするはずだ。
ポケットに手紙なんて入れたら、間違いなくバレるに決まってる。
裏地に忍ばせても無駄だ。
故に。
こんなこともあろうかと作っておいた、アレを使用するときが来た。
何でも、備えあれば憂いなしだな。
俺はアレを使って、この制服で『青薔薇連合会』に情報を伝える。
「…よし」
あとは、これを包んで『black sacrifice』宛に送るだけ。
荷物が届けば、あとは華弦を通じて、アイズ先輩達が解読してくれることだろう。
こちらに、たっぷりと小細工をさせてもらうことにする。
華弦にある程度の状況を伝えたものの、あれはあくまで、あらかじめ暗号によって決めた、大雑把なもの。
当然、事の詳細までは伝わっていない。
だから、その詳細を伝える。
その為に、この制服を利用させてもらう。
え?手紙を書いて、ポケットに忍ばせて送れば良いじゃないかって?
そう思った君は、スパイには向いてないな。
俺は現状、ヒイラの側近として信頼を得たとはいえ。
完全に信じてもらえている訳ではない。
むしろ、ヒイラとしては、今、この状況を狙っているはずだ。
向こうが胸襟を開いて情報を明かし、ようやく監視付きの生活から解放され。
その解放感によって、気が緩む瞬間。
間違いなく、ヒイラはこの瞬間を睨んでいる。
気が緩んだ瞬間、俺が何かボロを出さないかと、より一層警戒を強めているはず。
あの狡猾な男のことだ。
俺が出す郵便物は、葉書の一枚でさえ、隅々までチェックするはずだ。
ポケットに手紙なんて入れたら、間違いなくバレるに決まってる。
裏地に忍ばせても無駄だ。
故に。
こんなこともあろうかと作っておいた、アレを使用するときが来た。
何でも、備えあれば憂いなしだな。
俺はアレを使って、この制服で『青薔薇連合会』に情報を伝える。
「…よし」
あとは、これを包んで『black sacrifice』宛に送るだけ。
荷物が届けば、あとは華弦を通じて、アイズ先輩達が解読してくれることだろう。


