しかし、そう来たか。
闇討ちじゃなかったのは幸いだが。
これはこれで、変化球の闇討ちだな。
『脱会って…何で…』
これには、ルーシッドも唖然。
まぁ、そうなるわな。
『何でって、分かるでしょ?身に覚えがあるでしょ?』
ルーシッドが、『ルティス帝国を考える会』からの脱会をせがまれる理由なんて。
そんなの、サークルメンバー全員が知っている。
『…俺が、いつも反対意見ばかり口にするからですか?』
勿論、ルーシッドも分かっている。
『君がどういう意図で、いつもあんなことばっかり言ってるのか分からないけど…』
『俺は別に、反対意見を口にしているつもりはありません。いつだって、ルティス帝国を思っているからこその発言です』
おぉ、言うねぇルーシッド。
さすが帝国騎士団の隊長様は、愛国心が違うよ。
『それがたまたま、皆さんの意見と違うというだけで。それなのに、何故俺が脱会を迫られるようなことになるんですか?』
『分かるでしょ?私達は、『帝国の光』から誘いをもらって、その誘いを受けようとしてる』
『知ってます』
『でも、君はそれにも反対するんでしょ?』
反対するの?じゃなくて。
反対するんでしょ?だからな。
もう、ルーシッドのこと全然信用してないのが丸分かり。
人望のない奴だなぁ、お前。
俺を見習ってくれ。
『…そうですね、俺は反対です』
少し考えて、ルーシッドはそう答えた。
あくまで、「反対意見を口にする」自分のポジションを崩さないか。
『何で?何でいつも、反対ばかりするの?分からない?ルティス帝国の未来を救うには、私達のような意見や、『帝国の光』の掲げる思想が必要なんだよ』
『ルティス帝国の未来を思っている気持ちは、俺だって同じです。ただ、やり方が違うというだけで』
『今のやり方で良いって思ってるの?王族や貴族達だけが、権力を独り占めしてるのに?』
『確かに王族や貴族は権力を持っていますが、その力を、国民達に還元しているじゃないですか』
うん、ルーシッド。君良いこと言うね。
ルティス帝国の王室や貴族達が、単に権力を握り締めるだけで、国民達を虐げていたなら。
今頃ルティス帝国は、昔の箱庭帝国のようになっていただろう。
そうなっていないのは、国民達から徴収した富を、ちゃんと国民達の為に還元しているからだ。
エリミア達は、気づいていないのかもしれないけど。
お前が毎日通ってるあのキャンパス、実は国が作ってくれたんだよ。
知ってた?
しかし、エリミアはそんな単純なことにも気づいていないらしかった。
闇討ちじゃなかったのは幸いだが。
これはこれで、変化球の闇討ちだな。
『脱会って…何で…』
これには、ルーシッドも唖然。
まぁ、そうなるわな。
『何でって、分かるでしょ?身に覚えがあるでしょ?』
ルーシッドが、『ルティス帝国を考える会』からの脱会をせがまれる理由なんて。
そんなの、サークルメンバー全員が知っている。
『…俺が、いつも反対意見ばかり口にするからですか?』
勿論、ルーシッドも分かっている。
『君がどういう意図で、いつもあんなことばっかり言ってるのか分からないけど…』
『俺は別に、反対意見を口にしているつもりはありません。いつだって、ルティス帝国を思っているからこその発言です』
おぉ、言うねぇルーシッド。
さすが帝国騎士団の隊長様は、愛国心が違うよ。
『それがたまたま、皆さんの意見と違うというだけで。それなのに、何故俺が脱会を迫られるようなことになるんですか?』
『分かるでしょ?私達は、『帝国の光』から誘いをもらって、その誘いを受けようとしてる』
『知ってます』
『でも、君はそれにも反対するんでしょ?』
反対するの?じゃなくて。
反対するんでしょ?だからな。
もう、ルーシッドのこと全然信用してないのが丸分かり。
人望のない奴だなぁ、お前。
俺を見習ってくれ。
『…そうですね、俺は反対です』
少し考えて、ルーシッドはそう答えた。
あくまで、「反対意見を口にする」自分のポジションを崩さないか。
『何で?何でいつも、反対ばかりするの?分からない?ルティス帝国の未来を救うには、私達のような意見や、『帝国の光』の掲げる思想が必要なんだよ』
『ルティス帝国の未来を思っている気持ちは、俺だって同じです。ただ、やり方が違うというだけで』
『今のやり方で良いって思ってるの?王族や貴族達だけが、権力を独り占めしてるのに?』
『確かに王族や貴族は権力を持っていますが、その力を、国民達に還元しているじゃないですか』
うん、ルーシッド。君良いこと言うね。
ルティス帝国の王室や貴族達が、単に権力を握り締めるだけで、国民達を虐げていたなら。
今頃ルティス帝国は、昔の箱庭帝国のようになっていただろう。
そうなっていないのは、国民達から徴収した富を、ちゃんと国民達の為に還元しているからだ。
エリミア達は、気づいていないのかもしれないけど。
お前が毎日通ってるあのキャンパス、実は国が作ってくれたんだよ。
知ってた?
しかし、エリミアはそんな単純なことにも気づいていないらしかった。


