「…ほぇー…」
建物自体も、凄く大きかったけど。
当然ながら、中も広い。
ロビーだけで、もうね、十人くらい余裕で人が住めそうなくらい広い。
あっちを向いて良いのか、こっちを向いて良いのか、分かんないよ。
と、とりあえず。
こういう美術館とか博物館って、順路があるんだよね。
こっちから見て回ってくださいねー、みたいな。
それに従って歩けば、全部鑑賞出来るはず。
しかし。
「…うーん?」
順路はこっちですよー、の看板が見つからない。
代わりに、何とかエリア、何とかエリア、みたいな看板が貼ってある。
…エリア…?
私、順路が知りたいんですけど。
…仕方ない。
どうせ、学芸員さんに声をかけようと思ってたんだし。
私は、ロビーで待機している、受付のお姉さんに声をかけてみることにした。
「あ、あのっ」
「はい。何か御用でしょうか?」
「私、ここ来たの初めてなんですけど。何処から見て回れば良いんですか?順路とか…」
私がそう尋ねると、お姉さんは、ちょっと困ったような顔をした。
え、何で?
「旅行者の方ですか?」
「え?違いますよ。普通に見に来ただけなんですけど…」
「そうですか。一応、ツアーの方向けに順路はあるんですが…。今日は、日帰りのご予定ですか?」
え。何で私、お泊りで旅行しに来た人みたいになってるの?
普通に見に来たんだよ?
大体、美術館に泊まる人なんているの?
そういえば、美術館の近くに、やけにホテルがたくさんあるなぁとは思ったけど。
もしかして、それと関係あるの?
「勿論…日帰りですけど…」
遅くても、お昼頃には美術館を出て、近くの喫茶店でお昼ご飯食べて、そのまま帰るつもりで…。
「そうですか。あの…当館の展示品を全て見て回るには、最低でも三日は必要でして」
「えぇ!?三日!?」
私は、思わず声を張り上げてしまった。
建物自体も、凄く大きかったけど。
当然ながら、中も広い。
ロビーだけで、もうね、十人くらい余裕で人が住めそうなくらい広い。
あっちを向いて良いのか、こっちを向いて良いのか、分かんないよ。
と、とりあえず。
こういう美術館とか博物館って、順路があるんだよね。
こっちから見て回ってくださいねー、みたいな。
それに従って歩けば、全部鑑賞出来るはず。
しかし。
「…うーん?」
順路はこっちですよー、の看板が見つからない。
代わりに、何とかエリア、何とかエリア、みたいな看板が貼ってある。
…エリア…?
私、順路が知りたいんですけど。
…仕方ない。
どうせ、学芸員さんに声をかけようと思ってたんだし。
私は、ロビーで待機している、受付のお姉さんに声をかけてみることにした。
「あ、あのっ」
「はい。何か御用でしょうか?」
「私、ここ来たの初めてなんですけど。何処から見て回れば良いんですか?順路とか…」
私がそう尋ねると、お姉さんは、ちょっと困ったような顔をした。
え、何で?
「旅行者の方ですか?」
「え?違いますよ。普通に見に来ただけなんですけど…」
「そうですか。一応、ツアーの方向けに順路はあるんですが…。今日は、日帰りのご予定ですか?」
え。何で私、お泊りで旅行しに来た人みたいになってるの?
普通に見に来たんだよ?
大体、美術館に泊まる人なんているの?
そういえば、美術館の近くに、やけにホテルがたくさんあるなぁとは思ったけど。
もしかして、それと関係あるの?
「勿論…日帰りですけど…」
遅くても、お昼頃には美術館を出て、近くの喫茶店でお昼ご飯食べて、そのまま帰るつもりで…。
「そうですか。あの…当館の展示品を全て見て回るには、最低でも三日は必要でして」
「えぇ!?三日!?」
私は、思わず声を張り上げてしまった。


