美味しくケーキを食べてから。
「…それで、どうしたんですか?このケーキ」
「ふぇ?」
これは、シェルドニア名物のシェルドニアケーキだ。
最近(僕の師匠のお陰で)、シェルドニア王国とルティス帝国との交易は、盛んになってはいるが。
ルティス人にとっては、なかなか刺激が強いシェルドニア食文化が、ピンポイントにセカイさんの手に入ったとは、考えにくい。
恐らく、誰かにもらったのだろう。
で、セカイさんの交友関係から考えるに…。
一番、シェルドニアと近い場所にいるのは…。
「フューニャちゃんにもらったの。あ…正しく言うと、フューニャちゃんのお姉さんに」
あぁ、やっぱり。
「華弦さんですか」
「知ってるの?ルーチェス君」
「実は、結構近い同僚です」
僕の上司の派閥で、準幹部をやっている人だ。
今回、僕が潜入任務につくに当たって、セカイさんの護衛を任されてくれている。
そうか。そういう形で接触してきたか。
「フューニャちゃんが、お姉ちゃんとお茶するからおいでって言ってくれたんだ〜」
「そうだったんですね」
「すっごい美人なんだよ〜、二人共そっくりでね、姉妹って言うか双子?って思うくらいだった!良いな〜美人姉妹で」
…。
セカイさんが、華弦さんの来訪を疑ってる様子は、全くない。
普通に、ご近所さんのお姉さんに会って、意気投合したみたいだ。
華弦さんも、そこは上手く立ち回ってくれることだろう。
「今度、また三人でお茶しようねって約束したんだよ。女子会だよ、女子会」
「良いですね。僕が女子だったら、是非混ざりたいです」
どんな話をしているのか、物凄く気になる。
亭主の悪口で、盛り上がったりしてるんだろうか?
あ、華弦さんに亭主はいないんだった。
…ともかく。
華弦さんが、疑いなくセカイさんに接触してきてくれたことは、何よりだ。
ただでさえ、最近の僕の心配事や厄介事は、増えるばかりだからな。
セカイさんには、せめてそんな僕の負担を心配させたくない。
女子会で気が逸らせるのなら、いくらでも開催してくれ。
それと、大事なことだから言っておく。
「セカイさん」
「ん?」
「さっき、お隣の奥さん姉妹を、美人だと言ってましたが」
「そうだよ!凄く綺麗でね〜、美人姉妹…」
「あなたの方が美人ですよ」
ルヴィアさんには悪いけど。
そこは、ちょっと譲る訳にはいかないな。
すると、セカイさんは。
「…」
しばし、ぽかんとした後。
何故か、満面の笑みで僕の頭をくしゃくしゃしてきた。
「も〜!すぐそうやって可愛いこと言うんだから!この、この〜!」
「はぁ…よく分かりませんが…頭くしゃくしゃしないでださい…」
「ふふふ。お姉ちゃん、ベッドでメイド服着てあげてもいーよ?」
え。マジですか。
「じゃあ、宜しくお願いします」
「どんと来い!」
その後僕は、速攻メイド服をスマホでポチったのであった。
「…それで、どうしたんですか?このケーキ」
「ふぇ?」
これは、シェルドニア名物のシェルドニアケーキだ。
最近(僕の師匠のお陰で)、シェルドニア王国とルティス帝国との交易は、盛んになってはいるが。
ルティス人にとっては、なかなか刺激が強いシェルドニア食文化が、ピンポイントにセカイさんの手に入ったとは、考えにくい。
恐らく、誰かにもらったのだろう。
で、セカイさんの交友関係から考えるに…。
一番、シェルドニアと近い場所にいるのは…。
「フューニャちゃんにもらったの。あ…正しく言うと、フューニャちゃんのお姉さんに」
あぁ、やっぱり。
「華弦さんですか」
「知ってるの?ルーチェス君」
「実は、結構近い同僚です」
僕の上司の派閥で、準幹部をやっている人だ。
今回、僕が潜入任務につくに当たって、セカイさんの護衛を任されてくれている。
そうか。そういう形で接触してきたか。
「フューニャちゃんが、お姉ちゃんとお茶するからおいでって言ってくれたんだ〜」
「そうだったんですね」
「すっごい美人なんだよ〜、二人共そっくりでね、姉妹って言うか双子?って思うくらいだった!良いな〜美人姉妹で」
…。
セカイさんが、華弦さんの来訪を疑ってる様子は、全くない。
普通に、ご近所さんのお姉さんに会って、意気投合したみたいだ。
華弦さんも、そこは上手く立ち回ってくれることだろう。
「今度、また三人でお茶しようねって約束したんだよ。女子会だよ、女子会」
「良いですね。僕が女子だったら、是非混ざりたいです」
どんな話をしているのか、物凄く気になる。
亭主の悪口で、盛り上がったりしてるんだろうか?
あ、華弦さんに亭主はいないんだった。
…ともかく。
華弦さんが、疑いなくセカイさんに接触してきてくれたことは、何よりだ。
ただでさえ、最近の僕の心配事や厄介事は、増えるばかりだからな。
セカイさんには、せめてそんな僕の負担を心配させたくない。
女子会で気が逸らせるのなら、いくらでも開催してくれ。
それと、大事なことだから言っておく。
「セカイさん」
「ん?」
「さっき、お隣の奥さん姉妹を、美人だと言ってましたが」
「そうだよ!凄く綺麗でね〜、美人姉妹…」
「あなたの方が美人ですよ」
ルヴィアさんには悪いけど。
そこは、ちょっと譲る訳にはいかないな。
すると、セカイさんは。
「…」
しばし、ぽかんとした後。
何故か、満面の笑みで僕の頭をくしゃくしゃしてきた。
「も〜!すぐそうやって可愛いこと言うんだから!この、この〜!」
「はぁ…よく分かりませんが…頭くしゃくしゃしないでださい…」
「ふふふ。お姉ちゃん、ベッドでメイド服着てあげてもいーよ?」
え。マジですか。
「じゃあ、宜しくお願いします」
「どんと来い!」
その後僕は、速攻メイド服をスマホでポチったのであった。


