「美味しいですか、ルヴィアさん」
「う、うん…。相変わらず…味だけは美味しいよ…」
味だけはって、どういう意味です。
「それであの…聞くのは怖いんだけどさ」
「何です?」
「これ…この、ケーキの原材料…聞いても良いかな…」
ルヴィアさんは、恐る恐るケーキを食べながら、そう聞いてきた。
原材料?
「私も、お姉ちゃんからの聞きづてですが…」
「うん…」
「シェルドニアカタツムリのペーストを、たっぷりクリームに混ぜて」
「ぐほぁっ!」
は?
「…何やってるんですか?」
ルヴィアさんは、胸を押さえて震えていた。
「だ、大丈夫…まだ大丈夫だ…」
まだ大丈夫って何ですか。
「大丈夫だ…。ミミズペーストも食べさせられたし…。うん、それくらいは予測していただろう俺…。狼狽えるな、狼狽えるな…」
何か呟いてますし。
カタツムリ、美味しいのに。ルヴィアさんは苦手なんでしょうか。
少なくとも、このシェルドニアカタツムリは。
箱庭帝国で、食糧難のときに食べていたカタツムリよりは、遥かに美味しい。
「…そ、それに…。このイチゴは普通だもんな。やっぱりケーキの上にイチゴを乗せるのは、万国共通…」
と、言いながら、赤く染まったセミの幼虫を口に入れるルヴィアさん。
「?イチゴじゃありませんよ、それ」
「え?」
「シェルドニアセミの幼虫の、砂糖漬けだそうです」
「!!!」
ルヴィアさんは、ピシャッ!!と雷を打たれたように硬直した。
「…?大丈夫ですか?」
「…」
「…身体、止まってますよ」
「…ごくん」
あ、飲み込んだ。
セミの幼虫を。
「…」
ルヴィアさんは、目をぐるぐると回しながら。
かつ、震えを必死に抑えながら。
「…フューニャは、このケーキ」
「はい」
「このケーキ…美味しく食べたんだよな…?お義姉さんと一緒に…」
正しくは、お姉ちゃんとセカイさんの三人ですが。
「えぇ。美味しかったですよ、とても」
「そ、そうか…。それなら良いんだ…。フューニャが美味しく食べてくれたんなら…俺はそれで良いんだ…」
「…?」
よく分かりませんが、とりあえず食べてくれたので。
まぁ良いでしょう。
「う、うん…。相変わらず…味だけは美味しいよ…」
味だけはって、どういう意味です。
「それであの…聞くのは怖いんだけどさ」
「何です?」
「これ…この、ケーキの原材料…聞いても良いかな…」
ルヴィアさんは、恐る恐るケーキを食べながら、そう聞いてきた。
原材料?
「私も、お姉ちゃんからの聞きづてですが…」
「うん…」
「シェルドニアカタツムリのペーストを、たっぷりクリームに混ぜて」
「ぐほぁっ!」
は?
「…何やってるんですか?」
ルヴィアさんは、胸を押さえて震えていた。
「だ、大丈夫…まだ大丈夫だ…」
まだ大丈夫って何ですか。
「大丈夫だ…。ミミズペーストも食べさせられたし…。うん、それくらいは予測していただろう俺…。狼狽えるな、狼狽えるな…」
何か呟いてますし。
カタツムリ、美味しいのに。ルヴィアさんは苦手なんでしょうか。
少なくとも、このシェルドニアカタツムリは。
箱庭帝国で、食糧難のときに食べていたカタツムリよりは、遥かに美味しい。
「…そ、それに…。このイチゴは普通だもんな。やっぱりケーキの上にイチゴを乗せるのは、万国共通…」
と、言いながら、赤く染まったセミの幼虫を口に入れるルヴィアさん。
「?イチゴじゃありませんよ、それ」
「え?」
「シェルドニアセミの幼虫の、砂糖漬けだそうです」
「!!!」
ルヴィアさんは、ピシャッ!!と雷を打たれたように硬直した。
「…?大丈夫ですか?」
「…」
「…身体、止まってますよ」
「…ごくん」
あ、飲み込んだ。
セミの幼虫を。
「…」
ルヴィアさんは、目をぐるぐると回しながら。
かつ、震えを必死に抑えながら。
「…フューニャは、このケーキ」
「はい」
「このケーキ…美味しく食べたんだよな…?お義姉さんと一緒に…」
正しくは、お姉ちゃんとセカイさんの三人ですが。
「えぇ。美味しかったですよ、とても」
「そ、そうか…。それなら良いんだ…。フューニャが美味しく食べてくれたんなら…俺はそれで良いんだ…」
「…?」
よく分かりませんが、とりあえず食べてくれたので。
まぁ良いでしょう。


