「では、ケーキをカットしますね。フューニャ、包丁を貸してください」
「私が切りましょうか?」
「いえ、可愛い妹に危ないものは持たられません。私がカットします」
フューニャに包丁を借り、まずはケーキを半分にカット。
「フューニャは、どれくらい食べます?」
「このくらいで」
「分かりました」
フューニャの指定したサイズに、ケーキをカットしていると。
「ふ、フューニャちゃん!あれ、本当なの?」
「何がですか?」
何やら、フューニャとセカイさんが、こそこそと喋っていました。
「ほら、カタツムリとか幼虫とか…。ブラックジョーク?フューニャちゃんのお姉ちゃんって、ユーモアがあるタイプ?」
「?何のユーモアですか?シェルドニア料理では、ミミズペーストやセミの塩漬けくらいは普通ですよ」
「嘘ぉぉぉ…!わ、私イナゴの佃煮とかダメなタイプなんだけど…!?」
何の話でしょう。
イナゴ?
それよりも。
「セカイさん」
「ひゃいっ?」
「セカイさんは、どれくらい食べます?」
「え、その…じ、実はあまりお腹が空いてない気がしてきたので、い、要らな…い、いや。ちょ、ちょこっとだけで良いです」
あら。
「遠慮してるんですか?」
「え?」
そうですね。友達の姉とはいえ、やはり初対面には変わりない。
初対面の人間相手に、手土産のケーキを「たくさん食べたいです!」とは、なかなか言いにくいもの。
さっき、「楽しみにしていた」と言ってくれたことだし。
何より、可愛いフューニャの大事なお友達ですし。
「そう言わず、たくさん食べてください。美味しいですよ」
気を遣って、私は大きめにケーキをカットすることにした。
「えぇぇぇお、大きい!大きいですよそれ!食べっ…ふ、太っちゃいますって私!」
「折角の女子会。今日くらい羽目を外しても大丈夫ですよ」
「そそそ、そうではなく!ほ、本当に、」
「はい、どうぞ召し上がれ」
「あわわわわわ…。ルーチェス君助けてぇぇぇ!」
何故、彼女がこんなに慌てているのか分からないが。
多分ケーキが美味しそうだから、興奮しているのだろう。
遥々シェルドニア王国から、お取り寄せした甲斐があったもの。
私の分もカットして、皿に乗せ。
「さて、それじゃ食べましょうか」
いざ、女子会の始まりである。
「私…生きて帰れるのかな…?」
何故かセカイさんが放心していたが。
ケーキを前にして、ちょっとわくわくした様子のフューニャが、あまりにも可愛かったので。
全然気づきませんでした。
「私が切りましょうか?」
「いえ、可愛い妹に危ないものは持たられません。私がカットします」
フューニャに包丁を借り、まずはケーキを半分にカット。
「フューニャは、どれくらい食べます?」
「このくらいで」
「分かりました」
フューニャの指定したサイズに、ケーキをカットしていると。
「ふ、フューニャちゃん!あれ、本当なの?」
「何がですか?」
何やら、フューニャとセカイさんが、こそこそと喋っていました。
「ほら、カタツムリとか幼虫とか…。ブラックジョーク?フューニャちゃんのお姉ちゃんって、ユーモアがあるタイプ?」
「?何のユーモアですか?シェルドニア料理では、ミミズペーストやセミの塩漬けくらいは普通ですよ」
「嘘ぉぉぉ…!わ、私イナゴの佃煮とかダメなタイプなんだけど…!?」
何の話でしょう。
イナゴ?
それよりも。
「セカイさん」
「ひゃいっ?」
「セカイさんは、どれくらい食べます?」
「え、その…じ、実はあまりお腹が空いてない気がしてきたので、い、要らな…い、いや。ちょ、ちょこっとだけで良いです」
あら。
「遠慮してるんですか?」
「え?」
そうですね。友達の姉とはいえ、やはり初対面には変わりない。
初対面の人間相手に、手土産のケーキを「たくさん食べたいです!」とは、なかなか言いにくいもの。
さっき、「楽しみにしていた」と言ってくれたことだし。
何より、可愛いフューニャの大事なお友達ですし。
「そう言わず、たくさん食べてください。美味しいですよ」
気を遣って、私は大きめにケーキをカットすることにした。
「えぇぇぇお、大きい!大きいですよそれ!食べっ…ふ、太っちゃいますって私!」
「折角の女子会。今日くらい羽目を外しても大丈夫ですよ」
「そそそ、そうではなく!ほ、本当に、」
「はい、どうぞ召し上がれ」
「あわわわわわ…。ルーチェス君助けてぇぇぇ!」
何故、彼女がこんなに慌てているのか分からないが。
多分ケーキが美味しそうだから、興奮しているのだろう。
遥々シェルドニア王国から、お取り寄せした甲斐があったもの。
私の分もカットして、皿に乗せ。
「さて、それじゃ食べましょうか」
いざ、女子会の始まりである。
「私…生きて帰れるのかな…?」
何故かセカイさんが放心していたが。
ケーキを前にして、ちょっとわくわくした様子のフューニャが、あまりにも可愛かったので。
全然気づきませんでした。


