The previous night of the world revolution6~T.D.~

…それで。

「人選はどうします?話し合いの場に行くのは誰にしましょう」

楽しい楽しいお喋りに、参加出来るのは誰だ?

「勿論、ルレイアは行くよね?」

「あー良かった。ルレイアは駄目ね、って言われたらどうしようかと」

帝国騎士団の話し合いなのだ。

奴らの頭痛の種を増やす為にも、俺が行かなきゃ話にならないよなぁ?

そして。

「…俺は別に話し合いに興味はないが、ルレイアが行くなら俺も行くぞ」

「はいはい、分かってるよ」

駄目とは言わせない、という口調でルルシーが言うと、アイズは苦笑いで承諾。

ルルシーったら、相変わらず心配性なんだから。

「僕は…行きたいところですが、やめといた方が良いでしょうね。表向きは僕、幹部じゃないですし」

ルーチェスが言った。

ルーチェスは…微妙な立場だな。

彼の前歴、そして加入して間もないこともあり、帝国騎士団と対等に話し合いに参加するには…少々不釣り合いか。

「うん…。ルーチェスは、留守番しててもらおうかな」

アイズも俺と同意見。

「うーん、寂しい」

「心配するな。その代わり、この仮面の大先輩がお前の分も聞いてこよう」

ルリシヤ、ちゃっかり参戦を希望。

まぁ、ルリシヤは必要だよね。

「分かった。じゃあ、ルレイアとルルシーとルリシヤと…あとはまぁ、私も要るよね」

そうだね。

アイズいなかったら、自分で言うのも何だけど。

話し合いパーティ、壊滅するよ。

「アリューシャは!?アリューシャも行くぜ!バッチリ話し合いしてみせるぜ!」

「基本、会議開始五分足らずで昼寝をする奴が、何だって?」

ルルシー、可哀想だからやめてあげて。

今日は起きてるじゃない。偉いよ。

「うん。アリューシャにも来てもらうよ」

「よっしゃ来た!任せろ!」

ガッツポーズを決めるアリューシャ。嬉しそう。

「お、おいアイズ?何考えてるんだ。アリューシャが話し合いに参加出来る訳…」

「話し合いに参加してもらうんじゃないよ。アリューシャには、別の任務があるんだ」

「ほぇ?アリューシャ何すれば良いの?」

「まぁ、ないとは思うけど…一応保険。話し合いが拗れて、万一乱闘にでもなったら困るから」

つまり。

話し合い要員としてではなく。

アリューシャの本職、スナイパーとしての役割を果たして欲しいと。

成程、この上ない適任。

「アリューシャは、私の指定するポイントについて、狙撃待機。分かった?」

「任せろ!アリューシャの手にかかれば、どんな敵も蜂の巣よ!」

これが誇張でも過言でもないから、凄いよね。