「馬鹿じゃないって…どういうことなの?ルレイア」
「『天の光教』事件が起きてから、もう何ヶ月たったと思います?連中がその気なら、もうとっくに何処が焼け野原になってますよ」
「あっ…」
あの頃俺達は、ルーチェスが加入したり『アンタレス』とのいざこざで忙しく。
『天の光教』の残党なんて、まるで注意を払っていなかった。
連中が馬鹿なら、過去の『厭世の孤塔』のツテでも頼って、爆弾の一つ二つくらいは入手しているだろう。
で、とっくに自爆テロ敢行。
それが未だに、起きてないってことは。
連中も、それほど馬鹿ではないということだ。
「つまり…何をしようとしてるんだ?その『天の光教』の残党は…」
その答えは、アイズが言ってくれた。
「推測ではあるけど…。恐らく、新しい宗教団体として再編するか、また別の組織を立てて、何らかの形で私達に報復、及び…『天の光教』の悲願の達成を目論んでいるんだろうね」
「『天の光教』の悲願って…」
「ふふ、奴らの教義なら、いくらでも聞いたじゃないですか」
人を愛せ、隣人を愛せ…。
とにかく、ありとあらゆる綺麗事をかき集めた、あの忌々しい教義。
「そして、王政、貴族制度の廃止…でしたっけ?諦めきれない奴らがいるんでしょう。それでもまだ」
ルチカおばさんが、ブタ箱に入れられた後も。
おばさんの考え、教義は残っている。
人々の、心の中に。
その心の中に残る信仰こそが、本当の意味で、『天の光教』の残党なのだ。
そして。
「帝国騎士団は、何らかの形で、『天の光教』の残党が結束を始めていることを掴んだんでしょう」
「だろうね。だから、打倒『天の光教』で共闘した私達に、再度協力を申し出ようとしてる…ってところかな?」
アイズが、分かりやすくまとめてくれた。
結局、帝国騎士団の目的は、それだ。
なんか『天の光教』の残党が、また悪さしようとしてるっぽいから。
一緒に奴らを倒したよしみで、また協力してくれない?って。
そういうことだ。
「…ふむ」
「へぇ〜…」
ルリシヤと、ルーチェスの反応である。
二人共、反応が薄い。
更に。
「…」
シュノさんは、無言で渋い顔。
可愛い顔が第無し。
「…なんか、よく分からんけど」
と、アリューシャ。
「それ、アリューシャ達になんか関係あんの?」
…アリューシャ。
君は、本当に良いところを突いてくるね。
分からないなりに、話の本質は分かってるんじゃないかな。
「『天の光教』事件が起きてから、もう何ヶ月たったと思います?連中がその気なら、もうとっくに何処が焼け野原になってますよ」
「あっ…」
あの頃俺達は、ルーチェスが加入したり『アンタレス』とのいざこざで忙しく。
『天の光教』の残党なんて、まるで注意を払っていなかった。
連中が馬鹿なら、過去の『厭世の孤塔』のツテでも頼って、爆弾の一つ二つくらいは入手しているだろう。
で、とっくに自爆テロ敢行。
それが未だに、起きてないってことは。
連中も、それほど馬鹿ではないということだ。
「つまり…何をしようとしてるんだ?その『天の光教』の残党は…」
その答えは、アイズが言ってくれた。
「推測ではあるけど…。恐らく、新しい宗教団体として再編するか、また別の組織を立てて、何らかの形で私達に報復、及び…『天の光教』の悲願の達成を目論んでいるんだろうね」
「『天の光教』の悲願って…」
「ふふ、奴らの教義なら、いくらでも聞いたじゃないですか」
人を愛せ、隣人を愛せ…。
とにかく、ありとあらゆる綺麗事をかき集めた、あの忌々しい教義。
「そして、王政、貴族制度の廃止…でしたっけ?諦めきれない奴らがいるんでしょう。それでもまだ」
ルチカおばさんが、ブタ箱に入れられた後も。
おばさんの考え、教義は残っている。
人々の、心の中に。
その心の中に残る信仰こそが、本当の意味で、『天の光教』の残党なのだ。
そして。
「帝国騎士団は、何らかの形で、『天の光教』の残党が結束を始めていることを掴んだんでしょう」
「だろうね。だから、打倒『天の光教』で共闘した私達に、再度協力を申し出ようとしてる…ってところかな?」
アイズが、分かりやすくまとめてくれた。
結局、帝国騎士団の目的は、それだ。
なんか『天の光教』の残党が、また悪さしようとしてるっぽいから。
一緒に奴らを倒したよしみで、また協力してくれない?って。
そういうことだ。
「…ふむ」
「へぇ〜…」
ルリシヤと、ルーチェスの反応である。
二人共、反応が薄い。
更に。
「…」
シュノさんは、無言で渋い顔。
可愛い顔が第無し。
「…なんか、よく分からんけど」
と、アリューシャ。
「それ、アリューシャ達になんか関係あんの?」
…アリューシャ。
君は、本当に良いところを突いてくるね。
分からないなりに、話の本質は分かってるんじゃないかな。


