The previous night of the world revolution6~T.D.~

…と。

話が一段落した頃。

「…ルーチェスくーん!イチャイチャ終わったー?」

バスルームの方から、ルーチェス嫁の声がした。

ずっこけるかと思った。

「私出てもいいー?服着た〜?」

何をしていたと思われているのか。

言っとくが、疚しいことは何もないからな。

それなのに。

ルーチェスは、

「あ、はい。とりあえず今パンツは履いたんで、大丈夫ですよー」

お前も何言ってんの?

あの嫁あって、この旦那ありって感じの夫婦だな、お前ら。

「おっけー!じゃあ出るね〜」

パジャマ姿のルーチェス嫁が、リビングに戻ってきた。

そして、俺とルーチェスを見て一言。

「…お疲れ様!」

お疲れ様じゃねーよ。

何の労いだよ。

「…俺はそろそろ帰るぞ。もう用事も済んだし…」

「あれ?ピロートークは良いの?」

「…良いよ…」

お前んところの嫁は、何なの?

冗談で言ってんの?天然なの?
 
それでもお前が可愛いって言うんだから、そうなんだろうよ。

「それじゃ…お邪魔しました…」

「はいはい、また来てね〜」

また来て良いのかよ。

もう、寛容とかそういう次元を越えてるな。

ルヴィア嫁とは正反対だ。

…あ、そうだ。

ルーチェスの家を出て、俺はふと思いついた。