リビングに、ルルシーを招き。
下僕のエリュシアに紅茶を運ばせてから。
「いやぁ、済みませんねぇ。むさ苦しい部屋で。おまけに陰気臭くて。如何せん同居人が陰気の塊みたいな奴なもんで…」
「失礼なことを言うな。陰気臭くないだろルーシッドは」
そう言って、ルルシーは同席しているルーシッドの方を向いて。
「済まんな、ルーシッド…。本当、躾がなってなくて…。苦労してるだろ」
「あ、はい。…あっ、いえ、そんなことは…」
「いや、良いんだ。分かってる。こいつの相手をするのがどれだけ大変かは、俺も身を以て理解してる」
ちょっとルルシー。それどういう意味?
あぁ分かった。俺と一緒にいると居心地良いよね、って意味だ。成程。
俺とルルシーは、相思相愛だからね。
「良いかルレイア。お前な、一人で暮らしてるんじゃないんだからな。ちゃんとルーシッドに気を遣って…」
「もールルシーしゅき!」
しゅばっ、とルルシーに抱き着く。
「話を聞け!ってかくっつくな!」
「済みません、久々にルルシーに会えた喜びで、俺フェロモン衝動が抑えきれなくて…」
「抑えろ。出すな。ルーシッドにまで被害が及ぶだろ!」
「ルーシッド?あぁいたねそんなモブ。でもそんなの、俺とルルシーの愛の中には関係ない…」
「モブ呼ばわりすんな!」
と、いう俺達の愛おしいやり取りを。
理解出来てないらしい憐れなルーシッドは、何処か達観したかのような目で見ていた。
あいつは何も分かっていないのだ。可哀想に。童貞だからな。
「それより!大学生活はどうなんだ?ちゃんと目立たずやってるか?」
あぁ、そうね。
ルルシーは、俺達実働部隊と、本部である『青薔薇連合会』・帝国騎士団の仲介役だからね。
情報共有の為に、こうして定期的に俺達スパイ役の潜伏先を訪ね、情報収集して回っているのだ。
盗聴やハッキングを警戒して、電話やメールでの情報伝達は、極力控えるようにしている。
一応、常にメールでの連絡は取り合っているが。
その内容も暗号化しており、もし他人に漏出することがあっても、不審には思われないよう細工してある。
例えば、万事順調に事が運んでいるときは、「今日は良い天気ですね。」とメールし。
警戒を強めた方が良いときは、「明日は曇りみたいですね。」
有事のときは、「今日は突然の雨で大変でしたね。」とか。そんな感じの符丁。
あ、これはあくまで例えであって、本当にこんな分かりやすい暗号使っている訳じゃないからな。
こんな分かりやすかったら、モロバレじゃん。
とにかく。
「ちゃんとやってますよ。俺、案外学校の先生、向いてるかもしれません。このまま教職免許取っちゃおうかなー」
「…」
え、ルルシー何で無言?
ルーシッドまで、何故かドン引きなんだけど。何で?
「お前みたいな教師がいたら、ルティス帝国の未来は終わりだ」
「それで、本命のサークルの方ですけど」
「聞こえなかった振りをするな。…まぁ良い。それで?サークルの方はどうなってるんだ?」
「良い感じに、ルーシッドの悪口大会が開催されてて、何なら俺も参加したいです!」
「…」
「…」
さっきから、ルルシーとルーシッドがいちいち無言を挟むんだけど。
何で?
下僕のエリュシアに紅茶を運ばせてから。
「いやぁ、済みませんねぇ。むさ苦しい部屋で。おまけに陰気臭くて。如何せん同居人が陰気の塊みたいな奴なもんで…」
「失礼なことを言うな。陰気臭くないだろルーシッドは」
そう言って、ルルシーは同席しているルーシッドの方を向いて。
「済まんな、ルーシッド…。本当、躾がなってなくて…。苦労してるだろ」
「あ、はい。…あっ、いえ、そんなことは…」
「いや、良いんだ。分かってる。こいつの相手をするのがどれだけ大変かは、俺も身を以て理解してる」
ちょっとルルシー。それどういう意味?
あぁ分かった。俺と一緒にいると居心地良いよね、って意味だ。成程。
俺とルルシーは、相思相愛だからね。
「良いかルレイア。お前な、一人で暮らしてるんじゃないんだからな。ちゃんとルーシッドに気を遣って…」
「もールルシーしゅき!」
しゅばっ、とルルシーに抱き着く。
「話を聞け!ってかくっつくな!」
「済みません、久々にルルシーに会えた喜びで、俺フェロモン衝動が抑えきれなくて…」
「抑えろ。出すな。ルーシッドにまで被害が及ぶだろ!」
「ルーシッド?あぁいたねそんなモブ。でもそんなの、俺とルルシーの愛の中には関係ない…」
「モブ呼ばわりすんな!」
と、いう俺達の愛おしいやり取りを。
理解出来てないらしい憐れなルーシッドは、何処か達観したかのような目で見ていた。
あいつは何も分かっていないのだ。可哀想に。童貞だからな。
「それより!大学生活はどうなんだ?ちゃんと目立たずやってるか?」
あぁ、そうね。
ルルシーは、俺達実働部隊と、本部である『青薔薇連合会』・帝国騎士団の仲介役だからね。
情報共有の為に、こうして定期的に俺達スパイ役の潜伏先を訪ね、情報収集して回っているのだ。
盗聴やハッキングを警戒して、電話やメールでの情報伝達は、極力控えるようにしている。
一応、常にメールでの連絡は取り合っているが。
その内容も暗号化しており、もし他人に漏出することがあっても、不審には思われないよう細工してある。
例えば、万事順調に事が運んでいるときは、「今日は良い天気ですね。」とメールし。
警戒を強めた方が良いときは、「明日は曇りみたいですね。」
有事のときは、「今日は突然の雨で大変でしたね。」とか。そんな感じの符丁。
あ、これはあくまで例えであって、本当にこんな分かりやすい暗号使っている訳じゃないからな。
こんな分かりやすかったら、モロバレじゃん。
とにかく。
「ちゃんとやってますよ。俺、案外学校の先生、向いてるかもしれません。このまま教職免許取っちゃおうかなー」
「…」
え、ルルシー何で無言?
ルーシッドまで、何故かドン引きなんだけど。何で?
「お前みたいな教師がいたら、ルティス帝国の未来は終わりだ」
「それで、本命のサークルの方ですけど」
「聞こえなかった振りをするな。…まぁ良い。それで?サークルの方はどうなってるんだ?」
「良い感じに、ルーシッドの悪口大会が開催されてて、何なら俺も参加したいです!」
「…」
「…」
さっきから、ルルシーとルーシッドがいちいち無言を挟むんだけど。
何で?


