――――――――…ルルシーに連れこまれたのは、既に(会員達によって)荷解きされ、完璧にゴスロリインテリアを施された、新しい俺の自室である。
素晴らしいゴスロリ感。落ち着く。
なのにルルシーは、この部屋を見るなり、「うげ」みたいな顔をしていた。
きっと、この部屋の溢れ出るゴスロリ感に、魅了されたのだろう。
さっすが俺の嫁、ルルシー。分かってる〜。
それなのに、この部屋が夫婦の新婚生活の為の部屋じゃないのは、残念だな。
「この部屋が、ルルシーとの新居だったらなー。もう、数分と待たずにルルシーを押し倒すのに」
「押し倒すな」
えー。いけじゅー。
「お前な、今の状況分かってるか?」
「分かってますよ?ウキウキドキドキの新生活を、よりにもよって糞の集団から来た、しかも俺のポンコツ後釜のルーシッドなんかと始めなきゃいけないんです。つまんないですよね〜」
「…間違ってはないが、口が悪いぞ」
事実なんだから良いんだもーん。
「それで!分かってるんだろうな?あのルーシッドという男、見たところ何か企んでるようには見えないが、それでも帝国騎士団から来た…それも、オルタンス直々の指名だ」
そうでしたね。
「何らかの密命を受けて、お前に何かしようと企んでいるとも知れない。充分に気をつけろ。お前は馬鹿にしてるが、あいつだって腐っても…」
「帝国騎士団四番隊隊長。俺がもといた役職ですもんね。分かってますよ」
「…!」
ルルシーは、一瞬目を見開いて。
そして、申し訳無さそうに視線を背けた。
「…悪い」
「良いですよ」
俺に、昔の…嫌なときの記憶を想起させてしまったと思ったんだろうが。
別に、今更そんなことは気にしてない。
気にしてるなら、そもそもこの仕事を引き受けたりはしなかった。
「…言っとくが、俺はまだ反対なんだからな。いくらアシュトーリアさんが承諾してても…。お前をまた学校に…それも王立の…。しかも、帝国騎士団の人間と同居なんて…」
「え、もしかしてルルシー、妬いてます?俺が別の男と一つ屋根の下…」
「馬鹿。俺は真面目に言ってるんだぞ」
「分かってますって。冗談ですよ」
ルルシーの心配性は、筋金入りだからな。
ある日いきなり帝国騎士団から呼び出され、この仕事の要請を受けたときから。
ルルシーは、ずっと俺のことを心配してくれていたのだ。
素晴らしいゴスロリ感。落ち着く。
なのにルルシーは、この部屋を見るなり、「うげ」みたいな顔をしていた。
きっと、この部屋の溢れ出るゴスロリ感に、魅了されたのだろう。
さっすが俺の嫁、ルルシー。分かってる〜。
それなのに、この部屋が夫婦の新婚生活の為の部屋じゃないのは、残念だな。
「この部屋が、ルルシーとの新居だったらなー。もう、数分と待たずにルルシーを押し倒すのに」
「押し倒すな」
えー。いけじゅー。
「お前な、今の状況分かってるか?」
「分かってますよ?ウキウキドキドキの新生活を、よりにもよって糞の集団から来た、しかも俺のポンコツ後釜のルーシッドなんかと始めなきゃいけないんです。つまんないですよね〜」
「…間違ってはないが、口が悪いぞ」
事実なんだから良いんだもーん。
「それで!分かってるんだろうな?あのルーシッドという男、見たところ何か企んでるようには見えないが、それでも帝国騎士団から来た…それも、オルタンス直々の指名だ」
そうでしたね。
「何らかの密命を受けて、お前に何かしようと企んでいるとも知れない。充分に気をつけろ。お前は馬鹿にしてるが、あいつだって腐っても…」
「帝国騎士団四番隊隊長。俺がもといた役職ですもんね。分かってますよ」
「…!」
ルルシーは、一瞬目を見開いて。
そして、申し訳無さそうに視線を背けた。
「…悪い」
「良いですよ」
俺に、昔の…嫌なときの記憶を想起させてしまったと思ったんだろうが。
別に、今更そんなことは気にしてない。
気にしてるなら、そもそもこの仕事を引き受けたりはしなかった。
「…言っとくが、俺はまだ反対なんだからな。いくらアシュトーリアさんが承諾してても…。お前をまた学校に…それも王立の…。しかも、帝国騎士団の人間と同居なんて…」
「え、もしかしてルルシー、妬いてます?俺が別の男と一つ屋根の下…」
「馬鹿。俺は真面目に言ってるんだぞ」
「分かってますって。冗談ですよ」
ルルシーの心配性は、筋金入りだからな。
ある日いきなり帝国騎士団から呼び出され、この仕事の要請を受けたときから。
ルルシーは、ずっと俺のことを心配してくれていたのだ。


