「ルレイア殿…。失礼します」
「あぁ、ルーシッドじゃないですか」
さっきまで、めっちゃ悪口言われていた張本人が。
何の用か、俺の部屋にやって来た。
「あの、ルレイア殿、らいきゃ、」
「丁度良かった、ルーシッド。良いもの聞きます?」
「…良いもの?」
そうそう、良いもの。
「…この、アイドルの歌ですか?」
そっちじゃねぇよ。
と言うか。
「『frontier』ですよ。お宅らの慰問ライブにも行ったでしょう」
「そ、そうでしたね。何故か…オルタンス殿が夢中になっているバンド…」
「あれ、俺達がスポンサーなんですよ。良い曲でしょう?」
「は、はぁ。俺にはよく…」
「ふーん。感性が腐ってるんですね」
「…」
まぁ、そんなルーシッドの腐りきった音楽的感性の話は、どうでも良い。
「それよりこれ。あなた、自分のいないところで悪口大会開催されてますよ」
「えっ…」
「聞きます?」
俺は、ヘッドフォンをルーシッドに渡した。
盗聴器を巻き戻して、さっき俺が聞いていた箇所を、ルーシッドにも聞かせてやる。
勿論、それを聞いていながら、咎める様子もないエリミア会長の姿も、見せてやった。
これには、さすがのルーシッドも渋い顔。
笑える。
「面白かったでしょう?」
「おも…。面白くはないですが…」
そう?俺は面白かったけど。
「顰蹙を買う覚悟はしてましたけど…。まさか、本人のいない間に、しかも会長も、聞いていて止めないとは…」
「やってること、小学生のガキ並みですよね」
「…俺は、そんなにおかしいことを言ってますかね」
「さぁ。少なくとも彼らにとっては、あなたの意見の方がおかしいんでしょう」
ついでに俺は、そんなおかしな意見のせいで、渋い顔晒してるルーシッドの方がおかしくて、笑ってしまうよ。
すると。
「…あ、そうだ、ルレイア殿」
「あん?」
「来客が来てますよ。ルルシー殿が、」
は?
「あぁ、ルーシッドじゃないですか」
さっきまで、めっちゃ悪口言われていた張本人が。
何の用か、俺の部屋にやって来た。
「あの、ルレイア殿、らいきゃ、」
「丁度良かった、ルーシッド。良いもの聞きます?」
「…良いもの?」
そうそう、良いもの。
「…この、アイドルの歌ですか?」
そっちじゃねぇよ。
と言うか。
「『frontier』ですよ。お宅らの慰問ライブにも行ったでしょう」
「そ、そうでしたね。何故か…オルタンス殿が夢中になっているバンド…」
「あれ、俺達がスポンサーなんですよ。良い曲でしょう?」
「は、はぁ。俺にはよく…」
「ふーん。感性が腐ってるんですね」
「…」
まぁ、そんなルーシッドの腐りきった音楽的感性の話は、どうでも良い。
「それよりこれ。あなた、自分のいないところで悪口大会開催されてますよ」
「えっ…」
「聞きます?」
俺は、ヘッドフォンをルーシッドに渡した。
盗聴器を巻き戻して、さっき俺が聞いていた箇所を、ルーシッドにも聞かせてやる。
勿論、それを聞いていながら、咎める様子もないエリミア会長の姿も、見せてやった。
これには、さすがのルーシッドも渋い顔。
笑える。
「面白かったでしょう?」
「おも…。面白くはないですが…」
そう?俺は面白かったけど。
「顰蹙を買う覚悟はしてましたけど…。まさか、本人のいない間に、しかも会長も、聞いていて止めないとは…」
「やってること、小学生のガキ並みですよね」
「…俺は、そんなにおかしいことを言ってますかね」
「さぁ。少なくとも彼らにとっては、あなたの意見の方がおかしいんでしょう」
ついでに俺は、そんなおかしな意見のせいで、渋い顔晒してるルーシッドの方がおかしくて、笑ってしまうよ。
すると。
「…あ、そうだ、ルレイア殿」
「あん?」
「来客が来てますよ。ルルシー殿が、」
は?


