しかし。
呼ぶまでもなく、救世主はここにいる。
「この馬鹿ルレイア!ルーシッドの意見も少しは聞いてやれよ!」
「え?嫌ですよ。ゴスロリ以外の空間で暮らすなんて…」
「お前はそうなのかもしれないが!ルーシッドは嫌だろ!」
…はい。
なんか目に悪いから、少しは白とか…せめてグレーとか…。
真っ黒はご遠慮したかったかな…うん…。
「でももう発注しちゃいましたし〜。届いちゃいましたし〜。あ、そのフリル増しゴスロリカーテン、俺の部屋にも引いといてくださいね」
「畏まりました、ご主人様」
「あ、おいコラ!」
…聞く耳を持たないタイプですね。相変わらず。
「大体、何だよフリル増しゴスロリカーテンって…」
「あぁ、洋裁店の会員に特注で作らせました」
「またか!お前はそうやってすぐ、会員に無理強いをするな!」
またってことは、前科があるんだな。
俺は知らない。
彼が、自分のハーレム会員に、ゴスロリ印のケーキなんてものを、一度ならず二度も作らせていたことを。
「無理強いなんてしてませんよ?彼女達にはちゃーんと、たっぷりと『ご褒美』を…」
…ご褒美?
って何だろう…。指輪…とか?
このときの俺は、ルレイア殿の言う「ご褒美」が何なのか、全く分かっていなかった。
出来れば一生知りたくなかった。
「あーあー言わんで良い!ルーシッドは年下だぞお前?もっと接し方ってもんがあるだろ?」
「分かってますよ。俺だって一度、あの童貞見切り発車革命童貞少年の、ルアリスの面倒を見てやった経験がありますから」
「…何で童貞だけ二回言った?」
それは思った。
「そんな訳で、親睦の証に、ルーシッドさん」
「は、はい?」
いきなり呼ばれて、またびっくりした。
「どうせあなたも童貞でしょうから、大人な俺から、まずは筆下ろしをプレゼントしましょう。俺のお古を二、三匹貸すので、脱童貞を、もごもごもご」
「ごめんな、本当…。ちょっと言い聞かせてくるから…」
「は、はい…」
ルルシー殿は、ルレイア殿を引き摺って、彼の部屋に連れていった。
「いやーんルルシー、密室に二人でなんて…えっち!」
「えっちはお前だ!」
…えぇっと。
とりあえず…俺は、自分の荷解きをするかな。
呼ぶまでもなく、救世主はここにいる。
「この馬鹿ルレイア!ルーシッドの意見も少しは聞いてやれよ!」
「え?嫌ですよ。ゴスロリ以外の空間で暮らすなんて…」
「お前はそうなのかもしれないが!ルーシッドは嫌だろ!」
…はい。
なんか目に悪いから、少しは白とか…せめてグレーとか…。
真っ黒はご遠慮したかったかな…うん…。
「でももう発注しちゃいましたし〜。届いちゃいましたし〜。あ、そのフリル増しゴスロリカーテン、俺の部屋にも引いといてくださいね」
「畏まりました、ご主人様」
「あ、おいコラ!」
…聞く耳を持たないタイプですね。相変わらず。
「大体、何だよフリル増しゴスロリカーテンって…」
「あぁ、洋裁店の会員に特注で作らせました」
「またか!お前はそうやってすぐ、会員に無理強いをするな!」
またってことは、前科があるんだな。
俺は知らない。
彼が、自分のハーレム会員に、ゴスロリ印のケーキなんてものを、一度ならず二度も作らせていたことを。
「無理強いなんてしてませんよ?彼女達にはちゃーんと、たっぷりと『ご褒美』を…」
…ご褒美?
って何だろう…。指輪…とか?
このときの俺は、ルレイア殿の言う「ご褒美」が何なのか、全く分かっていなかった。
出来れば一生知りたくなかった。
「あーあー言わんで良い!ルーシッドは年下だぞお前?もっと接し方ってもんがあるだろ?」
「分かってますよ。俺だって一度、あの童貞見切り発車革命童貞少年の、ルアリスの面倒を見てやった経験がありますから」
「…何で童貞だけ二回言った?」
それは思った。
「そんな訳で、親睦の証に、ルーシッドさん」
「は、はい?」
いきなり呼ばれて、またびっくりした。
「どうせあなたも童貞でしょうから、大人な俺から、まずは筆下ろしをプレゼントしましょう。俺のお古を二、三匹貸すので、脱童貞を、もごもごもご」
「ごめんな、本当…。ちょっと言い聞かせてくるから…」
「は、はい…」
ルルシー殿は、ルレイア殿を引き摺って、彼の部屋に連れていった。
「いやーんルルシー、密室に二人でなんて…えっち!」
「えっちはお前だ!」
…えぇっと。
とりあえず…俺は、自分の荷解きをするかな。


