彼は真面目な優等生



「先生、いつ??」

「おぉ!!月曜日だっ!!」

「了解!!ありがと!!じゃあ帰るねぇ〜♪」




土日に心臓もつかなぁ…



「加地…」

「ん??何??」


帰ろうとした私を止めたのは狩野だった。




「俺のこと考えてくれたか??」


あっ…忘れてた…

テストで頭がいっぱいだった。


「ぷっ、忘れてたな??」


うっ!!!バレてるしっ!!


「じゃあ、テスト結果が出たら返事くれよな?
そんじゃあ、月曜な!!」

「うん…バイバイ」



はぁ…なんかどうしよう。

って!!!悩むことないでしょ??
私には蒼君が居るんだから!!!

よしっ!!帰ろっ!






―月曜日



「亜華里、こっち!!!」

「うん!!」



とうとう来た…。


テストの順位が…
でもこれって、50位までしかのらないんだよね…

いつもの私だったら絶対にのってないしっ!!!


でも…今回の私は絶対にのってるはずっ!!!



「あっ!!亜華里、のってるじゃん!!??」

「うそっ!!!???」



私の結果は―……