お弁当の入った巾着袋を、たくさん付箋のついた資料のファイルと一緒にトートバックに入れた。 「ねー、ここ。結んでー?」 「はいはい。蝶々結びができないとか……どんだけ不器用なのー?」 クラスメイトのみんなも、わたしを見てくすくすと笑っていた。 「はい、できた。仕事頑張って!」 「ありがとう!行ってきまーす!」 私は、生徒会室がある南校舎までの道をゆっくりと歩く。