「何で、あんたのうちに……!!」
「ここに居たって何の解決にもなりません。
大体あなた仕事も無断欠勤しているでしょう?
省みて考え直す時間は沢山あったと思いますよ。
ご自身の実家に帰れないならば、少しの間うちに居てくれるといい」
「どぉしてそうなるのよッッ」
「と、いうわけで真凛さん取り合えず安心して下さい。 簡単に逃げる事が出来る環境ではないと思いますので」
私に向かいにこりと笑いかける小早川さんと、小早川さんの肩に抱えられ瞳いっぱいに涙を浮かべる桃菜。
「けれど…それじゃあまた小早川さんにだけご迷惑をかけるんじゃあ…」
「言ったでしょう?うちは大家族なんです。 一人増えたくらいで迷惑も何もありません。
それに妹達は桃菜さんと同レベルの脳みそですので、仲良くなれると思いました。
それに、桃菜さん。 うちは賑やかだからちっぽけな悩みもすぐに忘れられると思いますよ。
桃菜さんさえ気に入ればいくら居て頂いても構いません」



