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「はぁ?!一体どういう事?!
お母さん、新しい彼氏と上手くやってるんじゃないの?!」
「ま、真凛ちゃん…そんなに怒らないでよ…
ぐすん…。お母さん泣いちゃう…」
「おこ…怒ってるわけじゃないけど…
だって上手くやっているって言ったじゃない? どうして荷物をまとめて家に帰って来るのよ…」
「ぐす…ぐす…真凛ちゃん、ひどい…。 だってここはお母さんの実家でもあるんだもの。
帰って来て何が悪いのよぉ…」
「そういう事で怒ってるんじゃないわよ! 私はただお母さんが幸せならそれでいいって…」
「お母さんだって彼と上手くやっていけると思ったのよぉ~…まさか彼が詐欺師だったなんてー!!
どうしよぉ…お母さん彼の借金の保証人になっちゃって…。
この家を手放さなきゃいけないかもしれないの…。」
「はぁーーー?!」
「真凛ちゃん助けてよぉ……」



