闇夜にゆらめくあやかし商店街 ❰前編❱

…………あれ、生きてる?


恐る恐る目を開けると、私は銀さんの腕の中だった。


「銀さん…あの…すみません…。」


「予想はしてたことだし。優里が謝る必要はないよ。それより、怪我してない?」


「あ…はい。大丈夫です。」





私は銀さんから下りてパッパッとズボンを払った。


「さて…優里に対してすら何も行動が変わらなかった…。厄介だね。」


銀さんが一歩前に出る。


「ここからはオレと夢がなんとかする。」



そう銀さんがいうやいなや隼人君が壁に押し付けられた。