闇夜にゆらめくあやかし商店街 ❰前編❱

コツ コツ コツ コツ

暗い道に私の足音だけが響く。


ここに来るときに通った道のはずが、全く新しい場所に思えてくる。



本当に夢さんと銀さんはついてきてくれてるのだろうか?


そんな考えが浮かんでは沈ませていた。




タッタッ カサッ


「ヒイッ…!」



音のした方に目をやるとなにやらもぞもぞと黒い影が動いていた。



心臓がドキンと大きく跳ねる。







あれは─────