「じゃあ銀さんに聞いてみましょう。なにかわかったかもしれないし。」


「あ、確かに…。ありがとうございます。」



そういうわけで私たちは夢さんの店に帰ってきた。




「そう言えば夢さんってなんのお店をやっているんですか?」


「薬屋をしているの。」


「あやかしも病気にかかるんですか?」


「うーん、病気というより妖力が弱まってしまったのを回復させたりするんよ。」


「そうなんですか…」