今、私はみんなで食材の買い物と、雑貨を買いに来ました。

「んー…沢山作りやすいのは、カレー?」

「あと、唐揚げがいいわ!」

「鶏肉は多めに買った方がいいですね!」

カゴにどんどん食材を入れていく。

荷物係の組員たちからは、丼ものやらリクエストされ、その食材も入れていく。

会計を済ませ、一気に袋詰めしていく。

「エコバッグで足りるかなぁ?」

「莉依、段ボールに入れようか。」

「細かなものを袋に入れますね!」

組員さんたちも、どんどん入れてくれてる。
すごい量だから助かる。

翔ちゃんたちはというと…。

うん。
周りの人にビビられてますよ。

目をつぶっていて、周りなんて興味ありませんと言わんばかりの翔ちゃん。

美しい顔しながら、舌打ちして素が少し出ている晶さん。

笑顔だけど、後ろに黒いオーラを出している礼ちゃん。

翔ちゃんほどではないが、興味無さそうにしながらタブレットを操作している慶ちゃん。

普段目付きが悪いけど、今日は更に恐ろしくなってる龍也さん。

…普通ならさ?
ナンパとかされてるはずじゃない?

皆して近寄るなオーラ全開だから…恐がられてるよ。

満里奈と椿と3人で、思わず苦笑い。