「あなたも兄に会いたかったのね」
「言うなよ!!!」
もう少し早く来ていたらって思うんだ。
たまたま、一か月前くらいから来るのを止めたんだ。
忘れたことなんてない。でも忘れたみたいじゃん。周りから見たら俺は、京極に会うのが飽きたみたいだ。そんなことないのに。そんなことない。
好きだったんだ。今日を楽しみにしていた。
こんな形で会えなくなるなんて聞いてない。
京極の中で最後に見た俺の姿は金髪のままだ。
テストの点も悪くて、友達は煙草吸ってて。注意できなくて、京極に見つかった。あんなにダサかった。思い返すと恥ずかしい。
変わった俺はどこに行く?
他の誰に会いに行く?
誰のために生きる?



