ストロベリー・ゲーム


一学期の中間テストの結果が返ってきたのは七月に入ってすぐだった。
京極に出会った夏がもう一度やって来る。一年前より俺は、随分変わってしまったけれど。

会うのは四か月ぶりくらいだ。

それまで何回か、交番の前を様子見のために通りかかったことはあったが、声はかけなかった。とはいえ、ここ最近一か月くらいは交番の前すら通っていないから。

肩にかけた学生鞄にしまってある、テストの結果を思い返してにやけてしまう。
半袖のカッターシャツに黒のズボン。額にじんわり汗をかきながら歩いていた。

面談のため午前のみの授業で放課となった、学校の帰り道。

交番の前の道に差し掛かる。


狭い住宅街を抜けるために角を曲がった。