館内に入ると、チケットが爽から1人1人に渡された。
チケットに描かれていたのはペンギンだった。
可愛いなぁ。
早く会いたいけど、このメンバーの中で上手く笑えるかなぁ。
そんなことを思っていると、魁くんが口を切った。
「あのさ、俺澪と回りたいんだけど」
「えっ...」
まさか、他の人もいる前で言うとは思わなかった...。
わたしはバクバクとかドキドキとかするものだと覚悟していたけど、その逆だった。
さっきと同じく、血の気がさーっと引いていき、わたしはクラっとして一瞬目の前が暗くなった気がした。
もはや、本当に熱中症になってしまったのかと疑った。
そんなわたしのことなど、気にする素振りも見せず、というよりは気にする余裕など無さそうな表情で、爽は言った。
「6人で行動するのも邪魔になるから、男女ペアで行動しよう」
「ちょ、ちょっと待って下さい」
爽の提案に待ったをかけたのは、意外にも深月さんだった。
「私はチケットが余ってるからということで呼ばれたんです。自由に見せて頂けないのでしたら帰ります」
深月さんのその発言にいち早く反応したのは、風くんだった。
「深月さん、もしかして水族館ガチ勢?」
「...悪いですか?」
「ううん。全然そんなことない。むしろ良いと思うよ。おれも説明文とかじっくり読んじゃうタイプだから」
チケットに描かれていたのはペンギンだった。
可愛いなぁ。
早く会いたいけど、このメンバーの中で上手く笑えるかなぁ。
そんなことを思っていると、魁くんが口を切った。
「あのさ、俺澪と回りたいんだけど」
「えっ...」
まさか、他の人もいる前で言うとは思わなかった...。
わたしはバクバクとかドキドキとかするものだと覚悟していたけど、その逆だった。
さっきと同じく、血の気がさーっと引いていき、わたしはクラっとして一瞬目の前が暗くなった気がした。
もはや、本当に熱中症になってしまったのかと疑った。
そんなわたしのことなど、気にする素振りも見せず、というよりは気にする余裕など無さそうな表情で、爽は言った。
「6人で行動するのも邪魔になるから、男女ペアで行動しよう」
「ちょ、ちょっと待って下さい」
爽の提案に待ったをかけたのは、意外にも深月さんだった。
「私はチケットが余ってるからということで呼ばれたんです。自由に見せて頂けないのでしたら帰ります」
深月さんのその発言にいち早く反応したのは、風くんだった。
「深月さん、もしかして水族館ガチ勢?」
「...悪いですか?」
「ううん。全然そんなことない。むしろ良いと思うよ。おれも説明文とかじっくり読んじゃうタイプだから」



