青い夏の、わすれもの。

その日から私の足は浮き足立ち、全てが上手くいっているような気がした。

夏休み前に仕上げておかなければならない、生徒会新聞もスラスラと書き上げられたし、日々の大学受験へ向けての勉強も自分自身でもびっくりするくらい順調に進んでいた。

7月末に受けた苦手な外部模試もいつもより時間に余裕を持って終われたり、1日8時間に及ぶ夏期講習も集中が切れることはなかった。

私は波に乗っていた。

しかもビックウェーブだ。

人間はとても素直で単純なのだと思った。

人間って楽しみがあるとこんなに心がわくわくして、しかもそれがやる気に繋がって生産性が上がるのだと改めて実感した。