転校生は双子くん



「吉本は関係ない。

これは俺達の問題だ」



クリリンの言葉に一瞬固まるクラスメイト達。


その後、急にみんなニヤニヤしだした。




「ふーん、そういうことね」

えっ?そういうことって?



「吉本もやるなー」
 
私が何をしたって?



「これから楽しみだなー」

何が楽しみなの?



「ヨッシー!頑張ってね!」

へ?頑張る?




クラスメイト達は私に一声ずつかけて、教室を出て行った。



「一体、何がなんやら…」



みんなどうしたの?


もしかして、分かってないの私だけ?





「吉本、あとで手伝いにいくから」



という言葉を残し、クリリンも教室から出て行った。