リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-

「呼ばれたら俺らのとこ来いって言ってんだろうがブス!」

「ブスじゃない!このサル!」

「はぁ?お前こそゴリラだろうが!」

「ちょ、それまだ言う!?」


一方、赤髪サルのイメージは変わらない。

毎回お馴染になって来てるが、私は決しておブスでなければゴリラでもない。

失礼なヤツめ!


「悠、言い過ぎだ」

「颯さん、だってこいつ腹立ちます!」


そして暴走気味のおサルを止めてくれるのが、銀髪紳士こと颯先輩。

この人、なんと副総長だったらしい。

不良グループのNo.2なのになんて心の広い人なんだろうと感心してたら、ふと忘れ物を思い出した。


「あ、中庭にお弁当置いてきた!」


慌てて屋上のフェンスに近寄って下を覗く。

元いた場所にはやっぱりなにもない。

ココが持って行ってくれたかな。それはそれで申しわけないから謝らなきゃ。

と、思いながら視点を変えた瞬間。

驚くべきものが映し出された。