「なんでぇ!?」
「いいから歌え。そしたらお前も悠も騒がしくないだろ」
なにそれ、どんな理由ですか!
イマイチ納得できなくて眉間にシワを寄せながら首を傾げる。
「へえ、ギター返してやろうと思ったのに残念だな」
「はい……?」
疑問で頭が一杯なのに、さらに総長が一言。
「歌わなきゃまた取り上げるぞ」
「うっ、歌います!歌うからギターを返してください!」
そういうことか!ぜひそれは回避したい!
慌てふためいてキョロキョロ周りを見回したら、銀髪紳士が私のギターを背負ってることに気がついた。
すると彼は近づいてきて「大事なものなのにごめんな」と言いながら慎重な手つきで返してくれた
くうっ、やっぱり紳士だ。
「……で、何を歌えばいいんですか?」
「何でもいい」
ギターケースからギターを取り出して傷がついてないか確認しながら総長に聞いたら一番困る返答をされた。
せめてリクエストしてくれよ、と思ったけど自分で考えることに。
うーん、そうだな。誰かのために歌いたいから、落ち込んでるリキさんのために歌おう。
けど、ただのファイトソングだったら、彼女と別れてしまったって言うリキさんに届かないだろうし。
やっぱり恋愛系かな。よし、決めた。
本当にこの選曲でいいか深く考えず、空を仰いで息を吸い込んだ。
さあ、伝えよう。歌には力があるってこと。
私の持っている全てを、歌声に乗せて。
「いいから歌え。そしたらお前も悠も騒がしくないだろ」
なにそれ、どんな理由ですか!
イマイチ納得できなくて眉間にシワを寄せながら首を傾げる。
「へえ、ギター返してやろうと思ったのに残念だな」
「はい……?」
疑問で頭が一杯なのに、さらに総長が一言。
「歌わなきゃまた取り上げるぞ」
「うっ、歌います!歌うからギターを返してください!」
そういうことか!ぜひそれは回避したい!
慌てふためいてキョロキョロ周りを見回したら、銀髪紳士が私のギターを背負ってることに気がついた。
すると彼は近づいてきて「大事なものなのにごめんな」と言いながら慎重な手つきで返してくれた
くうっ、やっぱり紳士だ。
「……で、何を歌えばいいんですか?」
「何でもいい」
ギターケースからギターを取り出して傷がついてないか確認しながら総長に聞いたら一番困る返答をされた。
せめてリクエストしてくれよ、と思ったけど自分で考えることに。
うーん、そうだな。誰かのために歌いたいから、落ち込んでるリキさんのために歌おう。
けど、ただのファイトソングだったら、彼女と別れてしまったって言うリキさんに届かないだろうし。
やっぱり恋愛系かな。よし、決めた。
本当にこの選曲でいいか深く考えず、空を仰いで息を吸い込んだ。
さあ、伝えよう。歌には力があるってこと。
私の持っている全てを、歌声に乗せて。



