リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-

「優凛……?」

「私……涙もろくなっちゃったの」


けれども私が無防備に泣くのは、信じてる証拠。

不器用なりに、信じたから生まれる感情表現なんだ。


「いいよ、泣いていいよ優凛。私はここにいるから」


ココは一歩近寄り、泣きじゃくる私に抱きついた。

ほんのり香るココの甘い匂いと、背中をさする小さな手。


「ココォー!!!」


感無量で、ひしっとココを抱きしめた。

女同士で抱き合いながら、私は鼻水垂らして泣いている。

はた目にはちょっと危ない子かもしれないけど、そんなの構わない。


「大好き!ありがとう!」


今は嬉しいんだ、胸が張り裂けそうなくらい。

ココ、ありがとう。

あなたの存在にどれだけ救われたか。

あなたがいることでどんなに毎日が楽しかったか。

ココは自慢の友達だよ。