リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-

「……大丈夫。姉ちゃんが気にするようなことじゃねえよ。
熱中症で倒れて運ばれただけ。頭打ってるかもしれないからって一応検査することになった」


平伏な口調。ゆらゆら揺れる瞳。


「え、それ大変じゃん。今はもう大丈夫なの?」

「大丈夫。姉ちゃんの頭よりは断然OK」


いつものムカつく一言。ゆらゆら揺れ続ける瞳。


「……なんだって?」

「え、聞こえなかった?おマヌケ姉ちゃん」

「んー、美人お姉様?その通りだけど何?」

「……うわ、100歩譲ってもそんなことは言わねえよ」

「なっ、真顔で言うなよ!この薄情者が!!」 

「ははっ……」


ははっ、じゃねえ達綺。

倒れたと言うから心配しまくったのに全然平気そうじゃん。

でも入院するってことは結構大変な事態だよね。

そしたら私が達綺のそばにいてあげなくちゃ。