リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-

「ねえ、優凛ちゃん」


それから笑顔を弾けさせると、座っていたレオンが立ち上がり──


「何、レオン……!?」


不意打ちで私を抱きしめた。

ホントに急な出来事だったから、びっくりして動けなくなった。


「最後だから……許して?」


抱きしめる腕には力が入ってて、切なさを感じる。


「……これでよし」


そう呟いたレオンは私から離れ、にっこりと笑った。


「また会おうね、ユーリちゃん」

「また会おうね、絶対!」

「……優凛さん、待っててくださいね。必ずレオンをビックにして帰ってきますから!」

「はい、レオンならきっと大丈夫ですよ!
……それじゃ、ありがとうございました!」


私は笑顔で彼らに別れを告げた。

またね、絶対会おうね。

私は2人をずっと応援してるから。