「サプライズにしようと思ってさ。だからあえて今まで何もしなかった」
悠長に近づいてきたそいつは、男なのに女の子顔負けの美形。
14歳とも思えない身長と性格と態度の持ち主。
「達綺!?」
お前は本当に神出鬼没だな!
てかここは雷神アジトだよ!?
なんでこの子がここに入ってるの──まさか、達綺まで雷神に入りたいとかいいだすんじゃ。
「達綺!なんでこんなとこに!?」
「なんでって、別に初めて来たわけじゃねえって言ったじゃん」
「はあ!?」
「ガキの頃よく遊びに来てた。父さんに連れられて」
ガキの頃って──今も十分子どもだろうが。
そして知らなかったぞ!いつの間に達綺は不良さん達と仲良くなってたんだ。
「んで、話は逸れたけど、総長さんが姉ちゃんの誕生日いつだって聞いてきたから教えただけ」
いつ聞いたんだよ睦斗。あれか?文化祭の日かな。
と思っていたら心なしかさっきより暗くなってる気がして、辺りを見回すと。
「わあ……」
淡い光を放つろうそく。
オレンジ色の炎に照らされ、ゆらゆら揺らめいてとても幻想的。
テーブルに近づくと、寄りそうようにそばに来たのは睦斗。
「吹き消してもいいの?」
「お前の誕生日だろ?」
「うん!」
えっと、こういう時って一発で消さなくちゃならないんだよね?
「ふうぅ~……」と一気に吹き消すと、広がる暗闇。
悠長に近づいてきたそいつは、男なのに女の子顔負けの美形。
14歳とも思えない身長と性格と態度の持ち主。
「達綺!?」
お前は本当に神出鬼没だな!
てかここは雷神アジトだよ!?
なんでこの子がここに入ってるの──まさか、達綺まで雷神に入りたいとかいいだすんじゃ。
「達綺!なんでこんなとこに!?」
「なんでって、別に初めて来たわけじゃねえって言ったじゃん」
「はあ!?」
「ガキの頃よく遊びに来てた。父さんに連れられて」
ガキの頃って──今も十分子どもだろうが。
そして知らなかったぞ!いつの間に達綺は不良さん達と仲良くなってたんだ。
「んで、話は逸れたけど、総長さんが姉ちゃんの誕生日いつだって聞いてきたから教えただけ」
いつ聞いたんだよ睦斗。あれか?文化祭の日かな。
と思っていたら心なしかさっきより暗くなってる気がして、辺りを見回すと。
「わあ……」
淡い光を放つろうそく。
オレンジ色の炎に照らされ、ゆらゆら揺らめいてとても幻想的。
テーブルに近づくと、寄りそうようにそばに来たのは睦斗。
「吹き消してもいいの?」
「お前の誕生日だろ?」
「うん!」
えっと、こういう時って一発で消さなくちゃならないんだよね?
「ふうぅ~……」と一気に吹き消すと、広がる暗闇。



