リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-

「……ちゃんとついてくよ」

「……?」

「お前について行くから、お前はお前らしくいろよ。総長」俺は俺で、お前はお前。

そのままでいいんだ。

背伸びして我慢する必要も、やけになって突き放す必要もない。


「ああ、任せろ。お前がいれば俺も迷わねえよ」


俺がバカだったんだ。

こうして分かち合える人間がいるのに、俺は孤独だと勘違いしてた。

独りで生きて行けると、高を(くく)っていた。

それも全部間違いだってわけだ。



人は誰しも孤独に勝てないから、居場所を探す。

それを見つけてからやっと、自分の存在意義を見出だす。

俺の居場所はここで、俺はこいつらがいるから生きてんだ。

不確かだけどそれが答え。

俺が俺であるための、迷うことない答えだ。