「はあ、見つかんない」
10分後、私は途方にくれていた。
なんでも銀色のカプセルが転がってるらしいんだけど、そんなものどこにも見つからない。
その中に100円玉から万札まで、計5万円を獲得出来るチャンスがあるらしい。
「ない!ないものはない!」
しかし私は、とっくの昔に投げやりになってた。
「30分なんて短い時間で宝探しなんてするのが悪いのさ!」
ぶつくさ不平を漏らしながら広い夜道を歩いていると。
───ガサッ
突如、脇の山道から大きな物音を捉えた。
「ヒィッ!?」
ノミの心臓な私は、慌てふためいて正体も確認せずに来た道をダッシュで戻った。
「……何してんだ、あのバカ」
…その正体があのサル、悠であるとも知らず。
10分後、私は途方にくれていた。
なんでも銀色のカプセルが転がってるらしいんだけど、そんなものどこにも見つからない。
その中に100円玉から万札まで、計5万円を獲得出来るチャンスがあるらしい。
「ない!ないものはない!」
しかし私は、とっくの昔に投げやりになってた。
「30分なんて短い時間で宝探しなんてするのが悪いのさ!」
ぶつくさ不平を漏らしながら広い夜道を歩いていると。
───ガサッ
突如、脇の山道から大きな物音を捉えた。
「ヒィッ!?」
ノミの心臓な私は、慌てふためいて正体も確認せずに来た道をダッシュで戻った。
「……何してんだ、あのバカ」
…その正体があのサル、悠であるとも知らず。



