リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-





「あ~~!涼しいー!!」

「生き返るー!」


アジトであるビルの内部は、クーラーがきいてて、良い感じに涼しかった。

悠と璃輝さんは、入るや否やソファーに滑り込むように着席し、べたっと動かなくなった。

うん、そのままくっついていればいいと思うよ。

特にうるさい悠は。


「お勤めごくろうさんっす!」

「お疲れさまです!」


小さくニタニタしてると、ロビーにいた子が一斉に頭を下げ出した。


「ああ、ただいま」


おっかなびっくりの光景に、睦斗は軽く挨拶を交わし、進行方向を90度回転──ってどこに行くんだい?


「幹部部屋、行くぞお前ら」


幹部部屋?

「こっちだ、優凛」と手招きする睦斗についていくのはいいけど、あの2人は大丈夫か?


「睦斗、幹部部屋行くのか?……って璃輝さん!寝ちゃダメっすよ!早すぎるっす!!」

「スピー……」


まあ、放っといていいか。