ストリートライブ?
つまり、路上ライブってことだよね。
芸能界デビューを目指す若手が、自分の歌声、パフォーマンスを披露して評価してもらうっていう、ストリートライブ?
それを私がやるの?こんな小娘が?
「……無理無理!歌えないよ!
それに、こんな人がいっぱいのところで歌ったら注意されちゃう!」
びっくらこいて、周りの目を気にせず大声で叫んでしまった。
通行人がこっちを見てきたので慌てて口を手で塞いだけど、動揺は隠せなかった。
「その心配は無用。龍生が許可とったから」
得意気に顔を綻ばせる桜汰先輩。
「ウソでしょ!?何の許可!」
「……6月16日日曜日。午前11時から正午の間。ここでライブを行うという許可だ」
颯先輩は腕を組んで事細かに説明。
「せや!リサーチした結果、ここの駅前は路上ライブの聖地って呼ばれてるらしいから、優凛には絶好やろ!?」
続けて龍生が、この地についてを詳しく教えてくれた。
「ここで有名になれば歌手デビューも夢じゃねえんだと」
璃輝さんが加えて情報提供してくれたけど、なんだこの至れり尽くせり状態!
場所も交通手段も用意してこれが罰ゲーム!?
しかも、いつの間にかアンプやマイクまで用意してもらってるんだけど。
でも私、デビューなんて目指してないから!
つまり、路上ライブってことだよね。
芸能界デビューを目指す若手が、自分の歌声、パフォーマンスを披露して評価してもらうっていう、ストリートライブ?
それを私がやるの?こんな小娘が?
「……無理無理!歌えないよ!
それに、こんな人がいっぱいのところで歌ったら注意されちゃう!」
びっくらこいて、周りの目を気にせず大声で叫んでしまった。
通行人がこっちを見てきたので慌てて口を手で塞いだけど、動揺は隠せなかった。
「その心配は無用。龍生が許可とったから」
得意気に顔を綻ばせる桜汰先輩。
「ウソでしょ!?何の許可!」
「……6月16日日曜日。午前11時から正午の間。ここでライブを行うという許可だ」
颯先輩は腕を組んで事細かに説明。
「せや!リサーチした結果、ここの駅前は路上ライブの聖地って呼ばれてるらしいから、優凛には絶好やろ!?」
続けて龍生が、この地についてを詳しく教えてくれた。
「ここで有名になれば歌手デビューも夢じゃねえんだと」
璃輝さんが加えて情報提供してくれたけど、なんだこの至れり尽くせり状態!
場所も交通手段も用意してこれが罰ゲーム!?
しかも、いつの間にかアンプやマイクまで用意してもらってるんだけど。
でも私、デビューなんて目指してないから!