どこかで聞いたことのある声だった。
嫌な予感がしたため、もちろん振り返らなかったけど。
「お前ら……ってか、この中の女子!」
「あ……雷神の璃輝さんや…!」
その人が声を張ると、なぜか龍生が小声ですっごい喜んでた。
「……リキ?」
「雷神の幹部の1人で、“破壊神”って呼ばれてはるメッチャ強い人や!」
破壊神!?明らかに強そうな異名ではないか!
そんな人が一体なんの御用で?
「この中で昨日、睦斗……いや、総長と話してた女知ってる奴いねえか?
もしくは本人、いるんだったら返事しろ!」
その声に一瞬、思考がフリーズした。
嘘、だろ……誰が言えるかよ。
教室は静まりかえり、誰も何も喋らない。
当たり前だ。いきなりドスの効いた声のヤンキーが突っ込んで来てみろ。
誰も答えられるわけない──
「ハイ!璃輝さん!昨日噂になっとった新入生のことですか?」
「……誰だお前」
「井上龍生っす!」
はずなのに、龍生は挙手して元気よく答えた。
嫌な予感がしたため、もちろん振り返らなかったけど。
「お前ら……ってか、この中の女子!」
「あ……雷神の璃輝さんや…!」
その人が声を張ると、なぜか龍生が小声ですっごい喜んでた。
「……リキ?」
「雷神の幹部の1人で、“破壊神”って呼ばれてはるメッチャ強い人や!」
破壊神!?明らかに強そうな異名ではないか!
そんな人が一体なんの御用で?
「この中で昨日、睦斗……いや、総長と話してた女知ってる奴いねえか?
もしくは本人、いるんだったら返事しろ!」
その声に一瞬、思考がフリーズした。
嘘、だろ……誰が言えるかよ。
教室は静まりかえり、誰も何も喋らない。
当たり前だ。いきなりドスの効いた声のヤンキーが突っ込んで来てみろ。
誰も答えられるわけない──
「ハイ!璃輝さん!昨日噂になっとった新入生のことですか?」
「……誰だお前」
「井上龍生っす!」
はずなのに、龍生は挙手して元気よく答えた。



