リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-

side 優凛


公園に着いてまずバイクを発見した私。

でも持ち主が誰もいなくて、辺りを見回したところ屋外用のバスケコートがある場所に集まってた。

何かを見ているらしいので興味があって近寄って見ると。


「達綺!なんでここに……!?」


爽やかな汗をかいてる達綺ちゃんが現れた!

ウソでしょ!?このタイミングで達綺と雷神が鉢合わせするなんて。


「こっちのセリフだ、なんでここにいんだよ!」


達綺ちゃんはボールを投げて走ってきた。

私の立っているすぐ横に出入り口があったからそこから出て、私を雷神たちから遠ざけるように仁王立ちした。


「え、ちょっと達綺!」


待て待て、なんで私が達綺に守られるような立ち位置になってんの?

達綺は身長高くて中学生には見えないから、このままじゃ雷神のみんなが勘違い───


「……なんだてめえ」

「睦斗!?」


しちゃったよホラァ!

睦斗が真っ向から黒いオーラを全開にしちゃったじゃん!