リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-

「睦斗〜、優凛来たの確認したならみんな待ってるから早く行こうぜ」


すると、不意に後ろから声が聞こえてきた。

この声、璃輝さんだ。

「璃輝さんおはようございます!」と元気いっぱいに声をかけると彼は「よっ、元気そうだな」とニカッと笑ってくれた。

さすが兄貴分、陸斗に負けて劣らずのいい笑顔だ。


「あ、てか睦斗……私のこと待ってたってどういうこと?」

「待ってたわけじゃねえ」


と言いつつ睦斗は璃輝さんを睨みつける。

璃輝さんは「あー、ごめん。気が利かなかった」と謝ってる。

それって待ってたってことじゃん。


「だから……守るって、そばにいるって言ったろ」

「え?」

「心配なんだよ、お前のこと大事だから」

「っ……」


ゆ、油断した。

面と向かってキュンとすること言いやがった!

おかげで心臓がバクバク言ってる。