「おはよ、おふたりさん」
「おはよう龍生!」
「おはよう、井上くん」
相変わらずステキな笑顔な龍生と挨拶を交わした私たちは並んで学校を目指すことに。
「ホンマ昨日は寝られへんかった〜」
不意に龍生が話を持ち掛ける。
朝のダルさもぶっ飛ばすような破顔。
しかしその弾ける笑顔に、いい顔はできなかった。
「信じられん!この俺が……俺が!!」
「うんうん、分かった龍生!気持ちは分かるけど、こんなところで叫んだらみんなびっくりしちゃうぞ」
『この俺が…雷神の一員になったんやで!』と、言いたかったんだろうけど、私は龍生にブレーキをかけた。
なんたってその台詞、昨日100回くらい聞いたからな!
「いやあ……昨日に引き続き興奮が収まらへん」
実は昨日、騒動が鎮火したその夜、龍生から電話がかかってきた。
なんでも、私のスマホを通して睦斗に助けを求めた際、番号を覚えてしまったとか。
さすが参謀。龍生の暗記能力は素晴らしい。
「おはよう龍生!」
「おはよう、井上くん」
相変わらずステキな笑顔な龍生と挨拶を交わした私たちは並んで学校を目指すことに。
「ホンマ昨日は寝られへんかった〜」
不意に龍生が話を持ち掛ける。
朝のダルさもぶっ飛ばすような破顔。
しかしその弾ける笑顔に、いい顔はできなかった。
「信じられん!この俺が……俺が!!」
「うんうん、分かった龍生!気持ちは分かるけど、こんなところで叫んだらみんなびっくりしちゃうぞ」
『この俺が…雷神の一員になったんやで!』と、言いたかったんだろうけど、私は龍生にブレーキをかけた。
なんたってその台詞、昨日100回くらい聞いたからな!
「いやあ……昨日に引き続き興奮が収まらへん」
実は昨日、騒動が鎮火したその夜、龍生から電話がかかってきた。
なんでも、私のスマホを通して睦斗に助けを求めた際、番号を覚えてしまったとか。
さすが参謀。龍生の暗記能力は素晴らしい。



