「……知りてえか、雷神に歯向かうとどうなるか」
「え……何したの?」
「おい、誰か連れて来い」
睦斗は裏のある笑顔をしながら号令をかけた。
間もなくして、ひとつの扉が開き光が漏れる。
するとロープでぐるぐる巻きにされた男が脇を抱えられながら入場してきた。
「……んえっ!?」
私はびっくりした。
すっとんきょうな声を上げるほど、へんてこりんな物体が現れたから。
「放せっつってんだろうが!!」
そこには意気盛んに雷神に食ってかかろうとする──坊主頭がひとり。
もとい、流威。
ふさふさの白い毛はどこかに寂しく去って行き、見事な坊主頭と化した奴が姿を現した。
「……なんで、丸刈り?」
まさかこれが制裁ではあるまいな、と睦斗見れば──
「制裁だ」
と自慢気にドヤ顔を披露。
え?マジか。坊主にしただけ?
まあ、男子にとって髪の毛って重要だけど。
それにしても制裁って割に罰がショボ過ぎる!
「プッ…ククッ……」
とりあえず頭にカビが生えてるみたいな丸刈り姿が面白すぎる。
「何笑ってんだ!」
「アハハッ!頭に、頭に……カビ生えてるみたいで、無理……面白すぎる」
私が笑うと「確かに白カビ坊主だな」と誰かが言い出してみんな笑い始めた。
笑いものにされ、勢いをなくした流威は少し恥ずかしそうにうつむく。
ちょっと可哀想だけどお前が犯した罪に比べたらこんな辱めで済むだけありがたいと思えよ!
「え……何したの?」
「おい、誰か連れて来い」
睦斗は裏のある笑顔をしながら号令をかけた。
間もなくして、ひとつの扉が開き光が漏れる。
するとロープでぐるぐる巻きにされた男が脇を抱えられながら入場してきた。
「……んえっ!?」
私はびっくりした。
すっとんきょうな声を上げるほど、へんてこりんな物体が現れたから。
「放せっつってんだろうが!!」
そこには意気盛んに雷神に食ってかかろうとする──坊主頭がひとり。
もとい、流威。
ふさふさの白い毛はどこかに寂しく去って行き、見事な坊主頭と化した奴が姿を現した。
「……なんで、丸刈り?」
まさかこれが制裁ではあるまいな、と睦斗見れば──
「制裁だ」
と自慢気にドヤ顔を披露。
え?マジか。坊主にしただけ?
まあ、男子にとって髪の毛って重要だけど。
それにしても制裁って割に罰がショボ過ぎる!
「プッ…ククッ……」
とりあえず頭にカビが生えてるみたいな丸刈り姿が面白すぎる。
「何笑ってんだ!」
「アハハッ!頭に、頭に……カビ生えてるみたいで、無理……面白すぎる」
私が笑うと「確かに白カビ坊主だな」と誰かが言い出してみんな笑い始めた。
笑いものにされ、勢いをなくした流威は少し恥ずかしそうにうつむく。
ちょっと可哀想だけどお前が犯した罪に比べたらこんな辱めで済むだけありがたいと思えよ!



