リトルソング-最強総長は歌姫を独占したい-

悠に200を超える白夜の総員。

それから、睦斗を中心に立つ雷神たち。

数からして50名弱。

全線に立つのはさまざまな色の特攻服、隊長たちだ。

彼らを中心に全員が同じ方向を向いて、一致団結してると感じた。


相手の白夜は、たじろいでいる人がいれば、いきり立って鉄パイプを手にしてる人がいたり。

バラバラだ。数は圧倒的に向こうが勝ってるのに、どうしてだろう。

勝負は着いてる、そう感じた。


「流威って言ったな、白夜のリーダーさんよ。
お前……誰に手出してんのか分かってんのか?」


先手を取ったのは睦斗の声。

場が一気に静まりかえる。


「なん、なんでお前らがここに!?」


名差しされた流威はしどろもどろ。

だって怒ってる睦斗を前に平然とはしていられない。

顔には出さなくとも、突き刺さる冷たさは肌で感じることができる。