「あっ、璃輝さんおはようございます〜」
軽やかなスマイルで挨拶を交わした龍生は視線を移して私と目を合わせた。
「優凛、ケガせえへんやったか?」
「うん……ありがと龍生」
歌姫とか雷神の姫だとか、嘘ばっかりの噂で距離を取る人も多いのに、何ひとつ変わらない龍生の言葉が嬉しかった。
「ええって、そんなお礼なんて!雷神の姫さん守れただけで、十分武勇伝になるで!」
「いや、姫じゃないって。そんな柄じゃないし」
「ま、無事ならなんでもええわ。
とりあえず俺の出番はここまでかな。
ほな……姫さんをちゃんと護衛出来るよう、祈ってます」
その言葉を最後に、進行方向を逆に向けた龍生。
緊張はすっかりほぐれ、安心しきって彼の背中を見つめていた。
……睦斗がずっと警戒を解かなかった疑問を除いては。
軽やかなスマイルで挨拶を交わした龍生は視線を移して私と目を合わせた。
「優凛、ケガせえへんやったか?」
「うん……ありがと龍生」
歌姫とか雷神の姫だとか、嘘ばっかりの噂で距離を取る人も多いのに、何ひとつ変わらない龍生の言葉が嬉しかった。
「ええって、そんなお礼なんて!雷神の姫さん守れただけで、十分武勇伝になるで!」
「いや、姫じゃないって。そんな柄じゃないし」
「ま、無事ならなんでもええわ。
とりあえず俺の出番はここまでかな。
ほな……姫さんをちゃんと護衛出来るよう、祈ってます」
その言葉を最後に、進行方向を逆に向けた龍生。
緊張はすっかりほぐれ、安心しきって彼の背中を見つめていた。
……睦斗がずっと警戒を解かなかった疑問を除いては。



