「陸斗、先いくからな。後ろに優凛乗ってるからってちんたら走ってパクられんじゃねーぞ」
「バーカ、誰に言ってんだよ」
璃輝さんは「はは、睦斗が捕まるわけねえか」と言ってエンジンをふかし、あっという間に見えなくなった。
するとみんなも続々とバイクを走らせ道路に飛び出していく。
陸斗もそれに続き、私たちを乗せたバイクがどんどん加速していく。
……不思議だな。
睦斗の背中はお父さんに似ている。
背中は大きくて温かくて、どんな道を通っても辺りが真っ暗でも、ちっとも怖くなかった。
その感覚に似たものを感じて胸の辺りが温かくなった。
「……あんま時間ねえな、飛ばしていくぞ」
「へっ……!?」
しかし、重心がいきなり後ろにかたむいたことで懐かしんでいられなくなった。
「待って、速いって!ちょ……ストップー!!」
猛スピードで走り抜けるバイク。私は無我夢中に必死に掴まった。
風の音に紛れて「はは、でっけー声」と笑われたけど私はぶっちゃけそれどころじゃなかった。
「バーカ、誰に言ってんだよ」
璃輝さんは「はは、睦斗が捕まるわけねえか」と言ってエンジンをふかし、あっという間に見えなくなった。
するとみんなも続々とバイクを走らせ道路に飛び出していく。
陸斗もそれに続き、私たちを乗せたバイクがどんどん加速していく。
……不思議だな。
睦斗の背中はお父さんに似ている。
背中は大きくて温かくて、どんな道を通っても辺りが真っ暗でも、ちっとも怖くなかった。
その感覚に似たものを感じて胸の辺りが温かくなった。
「……あんま時間ねえな、飛ばしていくぞ」
「へっ……!?」
しかし、重心がいきなり後ろにかたむいたことで懐かしんでいられなくなった。
「待って、速いって!ちょ……ストップー!!」
猛スピードで走り抜けるバイク。私は無我夢中に必死に掴まった。
風の音に紛れて「はは、でっけー声」と笑われたけど私はぶっちゃけそれどころじゃなかった。



